仕組債販売にようやくストップが。遅きに失したが放置よりはマシ

デリバティブ取引を駆使したブラックボックス商品である仕組債にようやく販売制限などの自主規制を行う金融機関が出てきました。なにしろ、大切な退職金で投資させて大損させたり、商品の仕組をよくわかっていない富裕層高齢者を半ば騙して販売したりしてトラブルが増えていたのだから当たり前の話です。金融機関は、顧客本位などと綺麗事(嘘八百なのだが)を並べ立てるが言ってることとやってることはまったく違うのが実態といっ...

DCが伸びたから投資信託が伸びたのではない。話はその逆であった

アメリカで投資信託の残高が増えたのは401Kと呼ばれる確定拠出年金の残高が増えたからだという見方があります。これは一見正しいように思えます。401Kが増えればそれに比例して投資信託の残高が増えていく。そして残高が増えるがゆえに株式市場が上昇する。この好循環がうまく回ったと考えるのはごくごく自然だと思われます。しかしその見方はどうやら正しくないようです。卵が先か鶏が先かということになるのですが、どうやら話は...

わずか3か月で8割損失という謎の債券。ブラックボックス仕組債

相場の調子が良いときはそこそこ儲かり、調子が悪くなれば大損をぶっこきまくるという欠陥金融商品の代表格といえるのが仕組債ではないでしょうか(個人の感想です)。こういっては何ですが、仕組債を買うような投資家は、投資家と名乗ることはやめた方がいい。カモネギと名乗ったほうがよいと思われます。金融機関に貢ぐカモネギ投資家です。そして最近の金融市場は雲行きが怪しくなってまいりました。それとともに仕組債を買って...

狭まる銀行包囲網。銀行業務とIT産業の垣根がまた下がる

スマホ決済アプリ間での送金は、現状同じ決済アプリを使用している人同士に限られているのが実態です。決済アプリから銀行に送金することもできますが、それは決済アプリ会社がいったん銀行を経由して送金をしているのであり、直接送金しているとは言いがたいものです。しかし、銀行が独占的に利用してきた全銀システムが決済アプリ業者にも開放される見通しであり、銀行とIT産業の垣根はさらに低くなりそうです。銀行はIT業者とサ...

2024年の新NISAスタートに暗雲立ち込める。NISA、政治に振り回される

2024年1月から新NISAがスタートするはずでした。その制度内容もほぼほぼ固まっていたものだと思っていたらとんでもない。NISAは、岸田政権の資産所得倍増計画の目玉となりそうであり、その制度はちゃぶ台返しのようにリセットされそうなのです。金融機関の中にはシステム開発がスタートしているところもあるはずです。投資家としては新制度が優れものになることに期待しますが、果たして2024年にスタートすることは可能なのでしょ...