2023年11月14日に発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)はインフレの鈍化を示していました。これを受け、米長期金利は4.3%台にまで低下し、日米の金利差が縮小したのです。それにともない、円が買われ出し、一時は147円10銭にまで円が買われたのでした。にわかに円安トレンドの転換かと思いきや、円は再び下落に転じ150円近辺まで戻されました。そして、トレンド変化を打ち消したのはなんとミセスワタナベだというのですから...
日本の債券利回りは30年あまりもの間、海外に比べて低く、また株価も長い間低迷していたために海外の資産に投資する投資信託が増えました。海外資産に投資する際に発生するリスクの1つに、為替変動リスクがあるのはご存じのとおりです。資産の値動きがなかったとすれば、円高になれば損をし、円安になれば得をする。資産価格の変動リスクに加えて、為替変動リスクまで負いたくないということで為替ヘッジ型の投資信託を購入する人...
いよいよ新NISAがもうすぐスタートします。成長投資枠は、2024年中にタイミングを見ながら投資していけばよい。ですが、つみたて投資枠は毎月10万円を定期的に積み立てていくのが筋でしょうから、早目に投資先のファンドを決めておく必要があります。というわけで、来年を見据え今のうちにファンドを決めておきたいと思った次第なのです。目次中高年というハンディキャップファンド選定条件は?為替ヘッジという邪魔者eMAXIS...
2023年も余すところあと1か月あまり。2024年からはいよいよ新NISAがスタートするのです(ワクワク)。さて、新NISAをフル活用するにはどうしたらいいのでしょうか。投資枠が大きくなっただけにその成否はリターンに大きな影響を与えることになります。それゆえ使い方をよくよく吟味する必要があります。目次非課税メリットの最大化を目指す枠を早く目一杯使うつみたて投資枠をどう使うか関連記事 非課税メリットの最大化を目指すま...
所得倍増が資産所得倍増になぜか変身し、日本は資産運用立国になろうとしています。資産運用立国を目指すには多様な金融サービスが欠かせません。投資運用の世界でもそれは同じです。しかし、残念ながら日本には個性ある独自の資産運用会社は数えるほどしかありません。かの有名な「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスの社長で伝説的ファンドマネージャーでもある藤野英人氏が日本の資産運用業界の問題点を鋭く指摘...