会社改革の肝。ここを押さえないと改革はとん挫する(その3)

落ちぶれた会社を立ち直させるにはわかりやすくて単純なストーリーである戦略が不可欠です。そんな戦略を立てるのは並大抵のことではありませんが、出来上がったとしてもうまく行くとは限りません。まだまだ難関が待ち構えています。目次戦略があっても徹底されなければ意味なしボトムアップによる底上げが必須アメリカによる日本解剖戦後高度成長の源泉時代遅れを生む会社組織 戦略があっても徹底されなければ意味なし単純でわか...

縦割り組織に見られる弊害が企業を滅ぼす

企業のほとんどが縦割り組織になっているのは社会人であればご存じのとおり。国も同様です。この縦割り組織は機能別組織などとも呼ばれます。この機能別組織、行き過ぎると会社存亡の危機に陥る罠がいくつも潜んでいます。目次行き過ぎた機能別組織事業の損益責任が曖昧に顧客との距離が遠くなりサービスが低下根回しに時間がかかり意思決定が遅い最後に 行き過ぎた機能別組織機能別組織は一見、組織運営上極めて合理的のように思...

カンバン方式。アメリカに徹底的に分析され日本の強みが消える

カンバン方式という言葉を聞いたことがある人は多いはず。トヨタの生産方式で、在庫負担を減らして効率的な生産を行う方法であることくらいは知っていましたが、具体的な内容はよく知りませんでした。ところでこのカンバン方式ですが、1980年代に、弱体化していたアメリカの企業がそのメリットを徹底的に分析し、日本人よりも理論的にその強みを把握することに成功しました。さらに、カンバン方式にITを活用することによって、アメ...

会社改革の肝。ここを押さえないと改革はとん挫する(その2)

会社改革。改革という言葉はバブル崩壊後、さんざん使われてきたわけですが、多くの場合その実態は具体的中身や行動にまで落とし込まれない精神論の一つであったといわざるをえません。「改革」「改革」と叫んでみても何をどうするかミクロの世界にまで落とし込まれなければ、掛け声倒れになることは必至です。引きつづき、会社改革を成功させるための肝について考えてみます。目次問題点はとにかくシンプルになるまで分解個人の感...

会社改革の肝。ここを押さえないと改革はとん挫する(その1)

これまでは落ち目となった、あるいは今後落ち目になるだろう企業の特徴を見てきました。しかし、落ち目のままではいつか会社は倒産してしまいます。なんとか会社再建を果たさねばなりません。それには何かの手立てが必要です。その手立てに効果がなかったり、逆効果だったりすればさらに会社は傾くことになります。会社改革にあたり、どのような点を肝に据えておく必要があるのでしょうか。目次会社改革には大きな事件が必要あらゆ...