中国はそう簡単に崩壊しない。過去の本を見ればわかる

新型コロナウィルスに苦しめられている中国。人民の怒りを収めるためのガス抜きなのか、政府がその対応不備を認めたとのこと。今後も当面、騒ぎは収まりそうもありません。ところで中国経済が急速に発展を始めたのは2000年あたりからでしょうか。その勢いはすさまじく、あっという間にドイツ、日本を抜き去り、アメリカに迫る勢いです。下のグラフは世界主要国の名目GDPの推移を示しています。目次世界の覇権は?中国崩壊本の跋扈...

日本のカラクリがよくわかる本(奇跡の経済教室)

まさに目からウロコが落ちる。『奇跡の経済教室【基礎知識編】』(中野剛志著)はデフレから脱却できない日本のカラクリを見事に暴いた傑作といえると思います。本の題名を『日本のカラクリ』にしたほうが良いのではと個人的に思っています。本屋さんでも人気のようで、平積みとなっていることが多い本です。本の最後に、「本書のまとめ」として、15の重要なポイントをまとめてくれてあります。その中でも、私が独断と偏見で日本経...

テレビのリモコンにまで岩盤規制(既存メディアのいやがらせ)

YouTubeなど、インターネットの動画配信サービスの台頭と、インターネットにつながるテレビの組み合わせで、もはや既存のテレビ局とインターネット動画との垣根は無くなったと考えていいでしょう。アップルTVやクロームキャストをテレビにつなげば、テレビ局の数は無限に近いほど広がります。そこにはくだらない放送法の規制などもない自由な言論空間が広がっています。しかし、それが既存大手テレビ局には面白いわけがありません...

『財務省が日本を滅ぼす』(介護職離れが止まらない)

高齢者が増えれば要介護者が増えるのは必然です。介護を必要とする人は2000年には218万人でしたが、右肩上がりに増え続け、2016年には620万人にもなってしまいました。国民20人に1人が要介護者とは・・・。ため息が出てしまいます。いずれ自分もそうなるかもしれません。いや、たぶんなりそう・・・。要介護者が増えれば介護費用が増えるのもまた必然です。| 介護予算削減のために取った政策この必然から逃れるため、安倍政権は20...

『財務省が日本を滅ぼす』(大衆を操るプロパガンダの手法)

マスメディアは大衆の世論をある一定の方向に持っていく強力な宣伝効果を持っています。この力は、政治的プロパガンダに利用されてきました。政治家や官僚が大衆を自分たちの都合の良い方向へ導くためのプロパガンダ手法を、三橋氏は独自の視点でわかりやすく解説してくれています。そのプロパガンダ手法の主なものを紹介してみたいと思います。| 恐怖プロパガンダ人々の恐怖をあおり、思考停止状態に陥らせます。日本の財政問題...