銀行の有価証券運用の限界。その賞味期限が近づきつつある

銀行の本業である融資での利ざや稼ぎはマイナス金利の影響で泣かず飛ばずの状態が続いています。本業での赤字を他の収益源でカバーするという構図ですが、いったいいつまで持続可能なのでしょうか。| 本業の不振をカバーするのは・・・本業の収益をカバーしているのはまず有価証券による資金運用でしょう。投資信託や保険の販売手数料、M&Aの仲介なども増えてきてはいますが、とても全従業員を食べさせるような収益の柱にはな...

移民・安全・自由、決して成り立たないトリレンマ

ジレンマという言葉はよく耳にするのではないでしょうか。しかし、「トリレンマ」と言われるとそれに何?って思う人も多いのではないでしょうか。少なくとも私はしばらく前までトリレンマって言われても???だったのです。しかし、経済評論家の三橋貴明さんの動画を見ていると本当にトリレンマ(※)という言葉がよく出てくるのです。(※)トリレンマ:ジレンマが2つの選択肢について両方を選択すると片方が成り立たなくなる状況...

MMT(現代貨幣理論)でどうにも腑に落ちない疑問点

デフレ脱却のために活用できると期待が膨らんでいるMMT(現代貨幣理論)。個人的にはかなり納得できるものがあります。しかし、どうしても腑に落ちない点があるのです。目次そもそもMMTとは自国通貨を持っている国が破綻したのはなぜ?日本はアルゼンチンと何がどう違うのか?三橋さんのMMT入門における誤りMMTを確信に変えるために・・・ | そもそもMMTとはその前にMMTの考え方の一部を復習しておきたいと思います。・自国通貨を...

中野剛志氏、竹中氏ら並み居る論客をぶった斬り

私たち庶民は長い間、とんでもなく誤った経済学や経済学者により練られた政策に振り回され続けていた可能性があります。中野剛志さんの本を読むとそう納得させられるのです。目から鱗とはまさにこういうことをいうのかもしれません。目次中野剛志さんについて竹中平蔵氏(第一の被害者)スティーブ・ウォズニアック氏(第二の被害者)東浩紀氏(第三の被害者)私見 | 中野剛志さんについて中野剛志さんは評論家でありながら、今...

黒田日銀総裁、なぜ怒らない?アベノミクスの梯子外し

安倍政権が発足したのが、2012年末ですから、もうすぐ7年にもなろうかというのに、日本は未だデフレから脱却できていません。鳴り物入りのアベノミクス。当初は3本の矢が飛んでいくはずでした。ご存知のとおり、1本めは金融政策、2本めは財政政策、3本めは成長戦略です。1本めの矢は順調に飛んでいきました。黒田バズーカと呼ばれた大胆な金融緩和は見事に人々のインフレ期待を高め、円安への誘導に成功し、株価も大幅に上昇しまし...