安倍首相の任期と株価の関係について

安倍首相の任期は2021年9月までになりそうです。黒田日銀総裁も再任されるとのことで、次の任期が2023年4月までとなります。現在の株価好調の発端となったのは安倍首相と黒田日銀総裁のおかげでしょう。しかし、政権末期となれば首相の影響力も低下し、レームダック化することは間違いありません。それがいつになるかは私は政治家でも官僚でもないのでわかりませんが・・・。小泉内閣時を振り返る2000年代に人気があ...

元航空幕僚長、田母神俊雄さんの本を読んでみた

田母神俊夫さんについては元航空自衛官で何か問題があって自衛隊を辞めて、都知事選に出馬したが落選したということくらいしか知りませんでした。しかし、新春の虎の門ニュースを見て、どんな方かを知ることができ、非常に興味が湧きました。一言でいえば、真面目だけどユーモアたっぷりで、国際関係や政治、軍事に深い造詣がある方です。田母神俊夫さんのことよくよく調べると元航空幕僚長という肩書きであり、航空自衛隊のトップ...

月初株高は本当なのか(積立投資の増加の影響)

2018年2月下旬の日経新聞によればNISAやiDeCoによる積み立て投資が全体で150万口座を突破し急拡大しているそうです。積み立て投資増加の影響ここ最近、月初に株が高くなることが多いようですが、積み立て投資で買付日を毎月月初に設定している人が多く、それが月初株高の原動力となっているようです。これは本当なのでしょうか?そこで、ここ1年の日経平均株価の月初終値を調べてみました。2018/2 △ 3882018/1 △ 7412017/1...

成長株投資の醍醐味と銘柄の発掘作業

株式投資と一口に言っても、その投資手法はさまざまなものがあります。期間でいえばデイトレードから長期投資まで、種別でいえば割安株投資や成長株投資、その他にも多様な視点があるでしょう。私、個人的には株式投資の醍醐味は成長株投資だと思っています。ところで最近何かで気になる銘柄を見つけました。新聞やらネットの情報を見たりしているとたまにあるのです。メドピア(6095) マザーズ上場気になったので調べていま...

仮想通貨はバブルなのか?それとも正当な価格なのか?

仮想通貨の暴騰はオランダのチューリップバブルとよく比較されます。バブルのピーク時には、チューリップの球根一つで家が買えたというから驚きです。何が人々を熱狂させたのか?その時代に生きていないのでわかりません。しかし、今現在バブル化していると考えられるのが仮想通貨です。バブルははじけてみないと、それが実際のところ泡沫だったのかはわかりませんので、確証は持てません。資産バブルの賞味期限ところで、資産バブ...

バフェット指標から日本の株式市場の水準を考える

バフェット指標なる数値があります。聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。バフェット指標とは指標の名前はかの大物投資家、ウォーレン・バフェット氏のバフェットから取ったものです。バフェット指標というくらいですからウォーレン・バフェット氏が考案した指標なのでしょう。指標は株式市場の時価総額を名目GDPで割った数値で表されます。(例)株式市場の時価総額350兆円、名目GDPが500兆円であれば、350÷500...

投資と投機、その違いについて考える

投資と投機に明確な線引きはないものの、投資=善、投機=悪みたいなイメージがあります。投資と投機の違い辞書を引けば、「投資」利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。「投機」将来の価格の変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買。などと書いてあり、やはり明確に区分できるとはいえません。イメー...

イデコ、積み立てNISAと株式の需給バランス

2017年1月から個人型確定拠出年金(イデコ)へ加入できる人が増え、原則誰でも入れるようになりました。また、2018年1月からは積み立てNISAも始まっています。日本でも毎月こつこつと投資する仕組みが充実してきているということです。税務上も有利になっているので使わない手はないと思います。アメリカにおける401Kの普及と株価の動き以下を見れば日本人の資産がいかに預貯金に偏っているかがわかります。しかし、意外に思わ...

楽天モバイルの勝算やいかに(MNOへの参入)

本日(2018年2月13日)は楽天の決算発表だった模様です。楽天が第4のMNOに名乗り出てから、巨額の設備投資を嫌気して、株価はさえない展開が続いています。三木谷社長は株価水準に不満のようです。私もホルダーとしてそう思います。楽天のMNO参入に勝ち目はあるかしかし、楽天の携帯事業参入に勝算はあるのでしょうか?私は理系ではないので、設備投資資金の妥当性はよくわかりませんが、楽天モバイルは顧客300万人態勢でスター...

過去の消費増税前後の株価の動向は・・・

2019年10月、消費税が8%から10%となる予定です(まだ確証は持てませんが)。消費増税はデフレから立ち直っていない日本経済をさらにリスクにさらす愚行なのですが本当に実行するつもりなのでしょうか。過去の歴史に学ぶところで、消費税の増税前後の株価は過去どうなっていたのでしょうか?消費増税があれば、駆け込み需要とその反動減などにより企業業績はその前後で大きく揺さぶられることになりますその影響は当然株価にもあ...