毎日、シーソーゲームのように株価が上がったり、下がったり。今日は463円高と大きく上げて、市場に安心感が漂っているようです。10月も終わりましたので、日経平均の居所を確認してみます。擬似バフェット指標についてはこちらをごらんください。*1983年3月から2018年9月までは非表示にしていますが、実際は計算しています。*2018年の名目GDPは552兆円を想定しています。以前として株価は割高水準をなんとか維持してお...
ここ最近、保守系の安倍首相応援団ともいえる人たちからの安倍首相への批判が多くなってきていると感じます。その要因は主に3つ。(1)消費税増税に対する懸念最近の世界経済変調と株価の下落にもかかわらず、消費税アップを実行しそうな雰囲気となっていることに懸念を表明する人が相次いでいます。麻生大臣の意向(財務省の意向)に沿った形で物事が進んでいることに失望が広がっています。リーマンショック級の経済波乱が起き...
マザーズの下げがひどい。メルカリも公募価格をかなり割り込んできています。信用取引の損切りと担保株の売却が下げに拍車をかけ、売りが売りを呼ぶ展開になっており、恐怖すら覚えてしまいます。なにしろ新興市場株は下げだすと容赦なく売られて底なし沼状態になりますから。まだ下げ止まったとはとても思えない水準でまだまだ一波乱ありそう・・・買ったとたんに評価損といったムードです。以下は、日経平均株価を東証マザーズ指...
毎月分配型の投資信託の人気が凋落して久しい今日この頃。一時期は一世を風靡しましたが、あまりの世界的な運用難から来る分配金確保の困難、また、分配金を払うために運用元本を取り崩さざるを得ないという皮肉、さらには複利運用がされないので資産形成に不向きであるとの金融庁から指摘などが相俟って、投資信託の主役から引きずり降ろされてしまいました。しかし、シニア世代には一定程度のニーズがあり、最近は隔月で分配金を...
24時間営業を掲げるコンビニや牛丼チェーン店。人繰りが苦しくてまともなシフトが組めないのに看板を掲げている以上、営業し続けなくてはなりません。ときにワンオペなどといわれる一人作業になったり、休みたくても休めない超長時間労働になったり・・・。これでは持続可能な社会とはいえないし、こんな社会で子どもを生みたくないと思うのは必然の結果といえます。時間もなくて恋する時間もないですし。結婚など考える余裕もな...
合理的無知。多大な労力を使って知識を習得することによって得られる効力が思ったほどでもないのであれば、あえて知識を得ることなく無知でいることのほうが効力が大きくて、そのほうが合理的だといった考え方です。これをうまく利用してきたのが、携帯電話会社ではないでしょうか。複雑な料金プランで消費者の目をごまかし、研究しようという気も起こさせないようにしてきました。いろんなオプションやらが混在して、違う会社の料...
従来、投資信託は、金融機関の手数料稼ぎのためのツールというイメージでした。投資家もその辺りはうすうす気が付いており、それが日本の投資信託の資産残高が増えていかない最大の要因であったと言っても過言ではないと思います。しかし、ここ数年でその様相が変わってきました。背景としてはネット証券の台頭や投信会社によるダイレクト販売、SNSや各種投資関連書籍などによる投資家の金融リテラシーの向上などが挙げられます...
日経平均800円安。評価益が溶けていくのを見るのは悲しい・・・。最近とりわけ新興市場株の動きが軟調。新興市場株の取引は個人の占める比率が高く、景気マインドが如実に現れるといえます。ここのところの低迷で含み損を抱える投資家が多くなり、資金の回転も効かない状況。市場のムードが悪いのでニューマネーも入って来ず、いきおい売買も細りがちです。新興市場株は良い時は大きく上げますし、悪いときは大きく下げ、動きが...
日経新聞の記事に、SMBC日興証券が開発したシステムで、AIと日経の記者が投資ゲームによる勝負をしたという記事が載っていました。与えられる株価材料はAIも人間も同じ。同じ情報で投資判断を行い、どちらが資産を増やせるかという勝負。この勝負では、人間がAIよりも優れた成績を上げることができたそうです。ある種ホッとしました。まだまだ人間も捨てたもんじゃない・・・。最近はAI、AIとブームになっております...
日経平均が600円安と大きく値を崩しました。日本のみならず海外市場も軟調。特に今年に入ってからの中国株は急激な右肩下がり。2015年の高値から半値まで下がってしまいました。ただでさえ景気が減速中の中国にとって米中貿易戦争が勃発はかなりの痛手。また、米金利上昇による中国からの資金逃避による元安。元は10年ぶりの安値圏にまで沈み込んでいます。アメリカの長期金利と中国の長期金利の差はわずか0.4%にまで...