中国の経済成長率は大本営発表?

中国経済が失速しています。過去の過剰な設備投資により、需給バランスが崩れているところにアメリカからの圧力の影響。金融バブルの崩壊も徐々に進んでいるようで、今年はP2Pによる個人間貸し借りが法律で規制され、個人の経済破綻が急増しています。今年も経済成長率は6.5%程度の成長などと発表される見込みですが、人民銀行 貨幣研究所の人がアメリカの新聞のインタビューで今年の実質経済成長率は1.67%と答えてい...

パスワード管理の重要性

セキュリティソフトウェア企業のSplashDataは毎年「最悪のパスワード」上位100を公開しています。その中のベストテンは以下のとおりです。1. 1234562. password3.1234567894.123456785.123456.1111117.12345678. sunshine9. qwerty10.iloveyouまあ、これらはパスワードというレベルではないですね。しかし、驚くことにかなりの人が危...

擬似バフェット指標(2018年12月末)

2018年の株式市場が幕を閉じました。今年は日経平均の年足が6年ぶりに陰線となりました。この成熟経済の中で6年間陽線を続けてきたことにむしろ改めて驚きます。民主党政権の超体たらく政治でいかに日本経済がめちゃくちゃにされたことがわかるというものでしょう。このところの安倍政権は若干方向性にぶれが生じ始めているとともに、国際経済も崩落のきざしが見え始め、来年は政治経済ともにますます荒れた状態になることが...

年金資金が株の買い手から売り手に

年金資金といえば巨額の資産を運用し、株式市場にも資金を投入してくれる巨大投資家というイメージがあります。しかし、世界的な高齢化、とりわけ先進国の人口の高齢化により、その構図が変わりつつあるようです。現役を退いて、年金をもらう人口の急増により、年金資産を売って年金の支払いに充てなければならなくなったということ。アメリカでもベビーブーマー世代の大量退職により確定給付年金はすでに資金の流出のほうが多くな...

スーパースター投信が消えている

一昔前、三菱UFJ国際投信のグローバルソブリン・オープンが資産5兆円にのぼり、投資信託業界の雄となりましたが、世界的な金融緩和ですっかり存在感がなくなりました。最近では、アセットマネジメントOneのゼウスがものすごい人気でしたが、毎月分配型投信が悪者扱いされ、また、分配金が減少したことから、こちらもすっかり人気が落ちてしまいました。いまや投資信託業界で資産1兆円を超えるファンドは皆無となってしまっ...

間違いだらけの投信選び

とんだクリスマスプレゼントとなりました。日経平均1,000円超安。2万円の壁などあっさりと突き抜け、18,000円台をうかがう下げ。本格的な下げ相場に入った感があり、底はまだまだ見えない感じです。しかし、安い時に買って、高い時に売るのが相場。徐々に買いを入れていけばいいと思います。投信も下げまくっていますから、来年にむけて打診買いを入れておくのもいいでしょう。そこで問題になるのが銘柄選び。世の中に...

タカラレーベン不動産投資法人と投資主優待

2019年。2014年のNISA資産をロールオーバーしたものの、新たな投資枠がまだ残っていそうです。今、考えているのはJリートの買い増し。何かいい銘柄ないものかと見ていたら、タカラレーベン不動産投資法人(3492)が目に入りました。上場は2018年7月と新しい銘柄です。マンション・デベロッパーのタカラレーベンをメイン・スポンサーとし、サブ・スポンサーにヤマダ電機が入っているのが何か珍しい。総合型の...

Jリート、株価に引きづられ連安

今まで、評価益をずっと続けていたJリートのポートフォリオが評価損に転じることとなりました。Jリートへの投資歴はまだ2年程度ですが、初めてのことです。もっとも、その間、分配金は頂戴しており、トータルでの損益ではプラスになっています。資産クラスが違えど、やはりこのところの株価下落の影響がJリートにも波及しているといわざるを得ないでしょう。下落の要因は主に3つだろうと考えています。まずは、株価の乱高下に...

日経平均VIから考える株式市場

日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)とはそもそも何であろうか。日経平均VIは投資家が日経平均株価の変動をどのように予想しているかを表した指数である。日経平均先物と日経平均オプションの価格をもとに日経平均の1か月先の変動を予想している。恐怖指数などと呼ばれることもある。指数が大きいほど、今後、日経平均が大きく変動すると予想されていることになる。そのため、VIが大きくなると投資家はリスクを避...

2019年のNISA枠はいつから使えるか

株がここまで下がってくると、2019年のNISA枠を早く使いたいと思うところです。株の取引は、約定日と受渡日という概念があり、預金のように一日ですべてが完了するわけでもなく、どちらが基準となっているかを考えなければならないのが面倒なところです。調べてみると2019年の非課税枠の利用は、受渡日が基準になるとのことです。しかし、約定日と受渡日との差が何日あるかを知らないと具体的な日付がわからない・・・...