金融商品は顧客と販売業者との情報格差が大きい商品の一つだといえるでしょう。そして、多くの金融機関はその情報格差を利用し、顧客から不当に手数料を搾取してきました。そして、それは今なお少なからず続いています。金融庁もそんなことは百も承知であり、業を煮やした末に導入されるのが新たな「金融サービス仲介業」というわけです。しかし、だからといって問題が解決するとはとても思えないのですが・・・。目次金融サービス...
ネットか新聞か何か忘れてしまいましたが、ドン・キホーテが2020年10月の売上で、ひとり負けをしたなどと書かれていたのです。しかし実際問題、ドン・キホーテに行けばお客はわんさかいますし、とてもひとり負けしてるとは思えません。いったい何なのか検証してみることにしたのです。目次実際の売上動向は?どうやら消費増税が怪しいよみがえる記憶結論最後に 実際の売上動向は?ドン・キホーテの持株会社、PPIH(7532)のIRサイ...
アマゾンのマクロ経済学部門でベストセラー第1位(2020年11月26日現在)となっているのが、現代貨幣理論(MMT)の提唱者の一人、ステファニー・ケルトン教授の『財政赤字の神話』です。レビューは★5点中、4.5点とかなりの高評価を受けています。レビュー数も40であり、それだけのレビュー数で★4.5点は実質満点に近いと思います。そして私もスローペースながら現在読み進めている最中なのです。まだ序盤ですが、その中にMMTの基礎と...
アメリカ株に引きづられる格好となり、日経平均株価がバブル後の高値を更新中です。正直こんなに上がるとは思っていませんでしたし、予想していた人はまずいないものと思います。なにせ、消費増税後の新型コロナ騒動。GDPは大幅マイナス間違いなしなのにこの強気相場は何を暗示しているのでしょうか。目次苦しむ証券業界にとってのオアシス先細りが確実な預かり資産残高現状の株価をどう見れば・・・最後に 苦しむ証券業界にとって...
何か科学的な根拠があるわけではありませんが、なぜかそうなるといったものを経験則というのだろうと思います。そして、その経験則は株式投資にも当てはまるのです。今回注目したのはチャートの窓。不思議なことに開いた窓はなぜか埋められてしまうのです。目次チャートの窓とはチャートの窓はなぜか埋まることが多い一方、TOPIXは・・・今後の動きを予想なぜチャートの窓は埋まるのか最後に チャートの窓とは株価チャートのローソ...
中国には「千人計画」なるものがあります。海外から優秀な人材を中国に呼び込もうという中国の国家プロジェクトです。そして、ターゲットとなる人材にはもちろん日本人も含まれているのです。なにしろ海外での採用拠点が600もあり、そのうち46は日本にあるといいます。目次千人計画とは虐げられる日本人研究者中国での待遇日本の博士号取得者最後に 千人計画とは中国が2008年に策定した、外国の優れた人材を集める国家プロジェクト...
菅政権の経済ブレーンの一人として、デービッド・アトキンソン氏が重用されているのは有名な話です。菅首相とも懇意のようで、インバウンド需要を取り込む観光立国化もアトキンソン氏の案が元となっているといわれています。(確かにその手の本を出しています。)そして、アトキンソン氏が主張する政策の一つに中小企業の再編が挙げられます。日本の中小企業は多すぎる、合併を進めて生産性を上げるべきだといった主張です。これま...
日本では、2020年10月の一月だけで、累計の新型コロナ死者数を大きく上回ったことは各種報道のとおりです。この事実に海外のメディアもメンタルヘルス・パンデミックなどと称し、驚きの声を上げています。それにしてもアメリカのように銃が浸透している社会ではさぞかし自殺者が多いのだろうと想像してみたのです。なぜなら自殺をするとしても、銃があれば引き金を引くだけであり、ハードルが著しく低くなるからです。かたや日本で...
金儲けが悪いとは思いません。しかし、それが他者を虐げることで生まれるものであってよいはずがありません。中国でウイグル人が西側先進国の大企業のために強制労働させられているといいます。そしてその中にはなんと誰もが知っているような日本企業が含まれているというのです。そこまでしての利益追求は人道的に許されるはずがありません。目次ウイグル人弾圧、次なるステージへ少数民族弾圧を間接支援する世界企業日本企業も例...
我ながらなかなかの相場勘ではなかったのではないかと思って、密かに自画自賛をしているのです。2020年11月17日、日経平均が下がれば儲かるETFと買うと同時に、TOPIXが上がれば儲かるETFを買ったのです。その心はもちろん、TOPIXに対して、日経平均が買われ過ぎているからというものです。そして、11月20日現在で、その目論見は見事に当たっているのです(捕らぬ狸の皮算用)。日経平均は2日連続で下げる一方、TOPIXが若干とはいえ...