東京圏はなぜ世界一のメガロポリスになれたのか

日本の人口が減少しているとはいえ、東京圏の人口は今だダントツの世界一です。それはリスクを一極集中させているということでもあり、東京圏が機能不全に陥れば日本全体が麻痺することとなります。それにしてもなぜ東京圏はここまで人口を増加させることができたのでしょうか。目次東京圏という世界一のメガロポリスなぜここまで発展できたのか世界の大都市圏のボトルネック東京一極集中の弊害 東京圏という世界一のメガロポリス...

投資信託の歴史は意外なほど浅かった。近年急成長している要因

投資嫌いかと思われてきた日本人も徐々に投資を始める人が多くなっています。意外なことにアメリカ人も以前はそうでした。何が変化をもたらしたのでしょうか?目次投資信託の起源アメリカでの発展第二次世界大戦後の再発展世界で同じ流れが起きている 投資信託の起源近年、投資信託がようやく市民権を得て、残高が爆増しています。投資信託という仕組み。単純なようで歴史は古いかと思いきや案外歴史は浅かったのです。投資信託の...

完全自動運転実現は少なくても2029年以降。長ければ今世紀中かかりそう

自動運転にもレベルがあり、現在でもかなりのレべルにまで達しています。しかし、すべてをクルマに委ねる完全自動運転となると話は別。今後、まだまだ多くの時間がかかりそうだというのが実態です。目次自動運転のレベル2021年段階での実現レベルAIといっても2種類ある自動運転には汎用型AIが必須汎用型AIが誕生する日まとめ 自動運転のレベル自動運転もレベルが定められており、以下の5段階のレベルがあります。(レベル1)走行中...

財務官僚のマウント取り合戦によるデフレ継続

ひょんなことから財務省官僚の行動原理を耳にすることができました。彼らの行動原理は国民目線からはかけ離れており、公僕として税金で養われているパラサイト的存在でもあるということも忘れ、謙虚さも失われています。目次財務官僚の行動原理財務省の理解不能な人事評価基準あげくの果てに起こったことデフレ下の悲劇再び悪夢のデフレへ舞い戻る可能性 財務官僚の行動原理財務官僚は他の省庁から予算の概算要求をされると、それ...

あの浜田宏一イエール大学名誉教授も路線転向。財政均衡論の嘘

大物の経済学者やジャーナリストが次々に財政破綻論の嘘、財政均衡論の無意味さに気が付き始めました。竹中平蔵氏や田原総一朗氏などです。誤った認識に凝り固まった学者などが自らの考え、主張を改めるのは素人よりもむしろ難しい。今までの自分の言論を自ら否定することになるからです。そんな自己矛盾の壁をも乗り越えて、財政破綻論の嘘や財政均衡論の無意味さに気が付き、それを吐露する人が増えてきました。目次浜田宏一名誉...

日銀のETF買いが確実に減少。買入のハードルが高くなる

日銀による金融政策の一環でもあるETFの買付のペースが確実に鈍ってきています。ここまで株価が上がれば買い支える必要もないといったところなのでしょう。しかし、今後の株式市場の見通しも混沌としています。これから日銀はどのように動いていくのでしょうか。目次日銀は日本株式会社の大株主日銀のETF買いのハードルは高く日銀の株式保有ルート今後は日銀に過剰な期待はできない 日銀は日本株式会社の大株主日銀はずいぶんと日...

超節約術。MVNO(格安SIM)がさらに格安になって、もはやタダ同然

菅政権が携帯電話会社へかけた値下げプレッシャーは想像以上に効果を発揮したようです。たしかに日本の通信費は高かったのは事実なのです。(出所:社会実情データ図録)しかし、菅総理もここまで一気に値段が下がるとは思っていなかったのではないか。そのきっかけとなったのは楽天モバイルの料金プランであったと考えられます。そして、楽天モバイルの料金プランは他のMVNOにも多大な影響を与えています。目次楽天モバイルの大胆...

NM倍率から今の株式市場を見る(2021年5月)

マザーズの下げがきつい。これはアメリカのNASDAQ市場に連動した動きだと考えられます。成長株投資を是とする長期投資家としては現状をどう考えればよいのでしょうか。目次NYダウとNASDAQの動き日経平均と東証マザーズ指数の動きNM倍率の推移今年は銘柄選びの年 NYダウとNASDAQの動きマザーズの下げから想像するに、さぞかしNASDAQが下がっているかと思ったら案外そうでもないのは意外でした。●NASDAQしかし、NYダウに比べると相対...

上場企業はコロナ禍でも増益(2021年3月期)。しかしその中身が・・・

2021年3月期(2020年4月~2021年3月)の上場企業の決算がほぼ出そろいました。意外なことに前期(2019年4月~2020年3月)に比べ、上場企業トータルで26%の増益。コロナ騒動の中でも純利益を増やしているのです。いったい何が起こっているのでしょうか。目次2020年度下期がひどすぎた勝ち組、負け組が鮮明に勝ち組の勝ち方も判定勝ちみたいなもの異様なソフトバンクグループの存在感最後に 2020年度下期がひどすぎたなにより、前下...

Jリート市場に見られる変化。冷徹な市場がコロナ騒動の出口を予言

マスコミがガーガー騒ごうがそれが真実であるかは実に疑わしい。しかし、自らの資金を市場にぶち込む投資家の行動はまさに真剣勝負であり、将来を冷徹に読んでいると考えられます。そして今、Jリート市場にその気配が見え始めました。目次株価という冷酷な経済原理ホテル型Jリートが奇妙な動き感染者数は遅行指標オフィス市場にも兆候が最後に 株価という冷酷な経済原理1995年1月17日早朝、阪神淡路大震災が起こりました。あまりに...