東京証券取引所の市場再編が2022年4月に行われるのはご存じのとおり。その目的は日本の最上位市場に位置づけられる東証1部が有名無実化していることにあります。一度、東証1部に上場していまえば、上場廃止基準が緩いため、落ちぶれて時価総額が小さくなっても上場を維持し続けられる。いわば味噌もクソも一緒になったごった煮市場と化しています。この状態を是正するための市場改革だったのですがどうやらその雲行きは怪しく、骨...
家具といえばニトリ、ニトリといえば家具というほどポピュラーとなったニトリ。なんと34期連続の増収増益と脅威の成長を遂げてきました。しかし最近、その勢いに陰りが見えてきています。ニトリの成長はストップし、成長企業から成熟企業へとそのステージが変わっていくのでしょうか?目次ニトリ、日本の家具市場を牛耳るニトリにも陰りが・・・ニトリを取り巻く逆風会社予想は強気 ニトリ、日本の家具市場を牛耳る日本の家具の市...
ワクチンの安全性に疑問を挟む者の目的は本を売るためだという意見があります。小生はそうは思いません。テレビ、新聞はもちろんのこと、YouTubeやFacebook、twitterにまで言論統制がおよびニコニコ動画にもその恐れがあると考えると自由な言論が保証される場はもはやブログや出版にしか残されていない。だからこそ、言論の自由を求めて本に活路を見出そうとしているとしか考えられません。しかし、本の影響力は残念ながら小さい。...
2023年10月から消費税のインボイス制度が開始されます。インボイス制度の導入により企業、とりわけ零細中小事業者はますます窮地に立たされることになります。財務省による弱い者いじめはとどまるところを知らず、税金は取れるところからむしり取るという姿勢が鮮明となっています。財務省こそが今日の日本経済が停滞している元凶といっても過言ではありません。目次そもそも消費税とは消費税の計算方式起業家を救う配慮免税事業者...
日本のリート市場が拡大を続けています。しかし、それはJリート市場ではありません。地方銀行などが顧客から集めた預金を、機関投資家用に組成された私募リートファンドへ盛んに投資しています。しかし、ファンドとなれば上場リートよりもコストも高くなるだろうし、いったいどんなメリットがあるのでしょうか。目次余剰資金の運用難とその責任やむなく安値で叩き売り羹に懲りて膾を吹かない市場価格などお構いなし最後に 余剰資金...
自動車のEV化が進めば、家電の如く自動車もコモディティ化していくことが予想されます。フィルムカメラがデジタルカメラに取って代わられる中、従来のカメラメーカーは電機メーカーのカメラという新たな競合の出現で競争が激化し衰退したようにです。そして今やスマホがカメラ代わりとなり、高級一眼レフカメラ以外にデジタルカメラの存在感はなくなりました。自動車にも今後似たようなことが起きるのでしょう。それよりもさらに厳...
歳を重ねると記憶力が薄れるのは50歳以上の人であれば理解してくれるはず(と信じたい)。毎年NISA枠を使ってはいるわけですが悲しいかな、いつから使えるのかの基準を毎年調べては忘れてしまうの繰り返しなのです。てなわけで2022年のNISA枠はいったいいつから使えるのは再び調べることにしたのでした。目次NISAでの投資可能日2021年12月29日が楽しみだいったい何に投資するかそれが問題だザイマックスの特徴最後に NISAでの投資...
個人情報保護に関する縛りはきつくなる一方です。ITが極度に進化し、大量の個人情報がチップ一枚に詰め込まれ、また大量のデータ処理が可能となった現代社会においては、ある種いたしかたがないのかもしれません。紙の時代は個人情報を盗み取るといっても物理的に大量のデータを持ち出すことは不可能でしたが、今ならポケットに日本人全員の住所、氏名、生年月日のデータを詰め込んで持ち出すことが可能な時代です。目次改正個人情...
中国の地方都市で、日本の軽自動車を思い起こさせるような小型の電気自動車が販売を伸ばしています。魅力はなんといってもその安さ。1台50万円ちょっとでEVが買えるっていうのは驚異です。しかも安かろう悪かろうを逆手にとったような絶妙な戦略で消費者の注目を集めています。品質重視の日本メーカーには決して真似のできない戦略であり、今後自動車はこだわりのある高級車と単なる移動手段としての道具に二極化していくものと思...
貯蓄から投資の流れは確実に広がっています。しかし、その投資先は日本ではないというのですから複雑な思いにかられるのは私だけではないでしょう。投資への流れを作ろうというのは日本企業の資金調達手段を多様化させるためであるはず。しかし、投資先が海外ではその目的は達せられません。自国民にすら見捨てられつつある日本市場・・・。いったいこれは何を予見しているのでしょうか。目次投資人口は増えてはいるものの・・・日...