オークンの法則は本当か?データで確認してみるの巻

実質GDPの成長率が高くなると失業率が低下するという負の相関のことを「オークンの法則」といいます。しかし、経済の世界は株の世界同様、理論どおりには動かない。オークンの法則は真実なのでしょうか?目次経済学という得たいの知れない学問実際の数値で検証相関係数はどうか最後に 経済学という得たいの知れない学問経済学は数学的に割り切って考えられるものではなく、心理学に近いと考えますが現実の経済学ではすべての人間の...

少子化により潜在成長率が低くなるという思い込みと嘘

少子化が進めば経済の潜在成長率が低くなると言われれば、ほとんどの人は納得するのではないでしょうか。働く人が少なくなれば経済の規模も小さくなるというごくごく自然な考え方です(間違っていますが)。潜在成長率とはいったい何なのか。その概念をまずは正確にとらえる必要がありそうです。目次潜在成長率と聞けば・・・言葉のイメージとは違いすぎる概念潜在成長率の推移平均概念では悪循環が連鎖する最後に 潜在成長率と聞...

節分天井、彼岸底は本当か?アノマリーの実態を検証

相場の格言に「節分天井、彼岸底」というものがあります。いまどき節分に豆まきをする家庭は少なくなったと思われますが、昔はけっこうやっていたもんです。なお、節分は2月の初旬です。彼岸は春と秋にあるわけですが、春の彼岸は春分の日(3月20日か21日)の前後3日間をいいます。それにしてもなぜ節分天井、彼岸底なのでしょうか、そしてその格言は本当に当たっているのでしょうか。検証してみることにしました。目次なぜ節分天...

2020年代に第三次石油ショックが起こる可能性

原油価格が高騰しています。コロナショックで一時は20ドル割れまでいったのに今はその約4倍にまで値上がりしました。この流れは今後どうなるのか。エネルギー関係に詳しい経済産業省の藤和彦さんの分析は非常に興味深いものがあります。目次第3次石油ショック勃発の可能性コロナと石油価格は無関係?石油開発投資は右肩下がり需要は減るが供給はさらに減る脱炭素の流れで身動き取れず最後に 第3次石油ショック勃発の可能性1970年代...

2022年も高配当利回り銘柄優位が続く。その背景は・・・

2021年が高配当利回り銘柄優位の市場であったことはご存じのとおりです。なにしろ株価にバブル懸念がある中、下落に強いのは配当利回りが高い銘柄であるからです。2022年になってもコロナ騒動は収まらず、昨年と状況は変わっていない。それは高配当銘柄の人気が継続していることからも明らかです。目次2022年初頭も高配当銘柄物色続く株価下落への備えとみることもできる配当取りで2月は株が高くなる!?異様な配当利回り最後に 20...

2020年、休廃業は過去最高。その原因は日本人の見えざる冷酷性

2021年、コロナ禍においても上場企業の倒産件数はなんとゼロ件。あくまで上場企業に限った話ですが2020年も2件にとどまっており、倒産件数は思っていたほど増えていません。しかし、それで政府の経済運営がうまく行っているなどと考えるのはとんでもない誤りです。東京商工リサーチの調査によれば、2020年の休廃業件数は約5万件にのぼり、2000年の調査開始以降、最高を記録しました。倒産する前に廃業してしまおうという流れが加速...

国内リートはなぜ冴えない展開が続くのか?その理由

2021年夏ごろまでJリートも世界のリートに負けず劣らずの反発で上昇を続けていたのであります。ところが夏からはぱったり・・・。欧米のリートがさらなる値上がりを続ける中、Jリートは横ばいどころか右肩下がり傾向になってしまいました。いったいJリートの不調は何が原因なのでしょうか。目次アメリカと日本ではリートの値動きが違う日本は今だデフレ病で物価は上昇しにくいJリートへの圧力新型コロナの影響で新たな傾向が アメ...

証券マンなんてキザなセリフは過去のもの。今やただのテレフォンオペレータ

黒田バズーカによる株価上昇、そして新型コロナバブルでなんとか息を吹き返しつつある株式市場。そのおかげで時代遅れの証券会社もなんとか生きながらえているというのが厳しい現実ではなかろうかと思われます。証券マンなどといったバブル時代を思い起こさせるような言葉はもはや死語であり、今や単なるテレフォンオペレータになりつつあるのが実態のようです。目次店舗に足を運ぶ人なんているの?飛び込み営業もまた時代錯誤体の...

日本の中間層、食料とエネルギー価格高騰でさらなる没落、貧困化へ

人間、食べなければ生きていけない。また、電気なしでは暮らしてはいけない。それは金持ちも貧乏人も同じです。そして食料やエネルギー価格の上昇は、相対的に貧乏人に重くのしかかるというのが現実です。今世界で進行している物価高は食料とエネルギーが主役であり、貧乏人がますます貧乏になるという負のスパイラルに陥っています。また、どちらも日本は輸入に頼るほかないという恐ろしいリスクをも抱えています。目次エネルギー...

今年は商業施設系Jリートで勝負だあ~の巻

第6波が来た~と喜んでいるのはマスコミとワクチン製造会社くらいでしょうか。しかしながら新型コロナは感染力を増しながら確実に弱毒化していることは間違いないというのが個人的感想です。目次明らかな過剰反応ここ最近の状況自粛ムードの反動は必ず来る買い候補銘柄 明らかな過剰反応オミクロンだ、感染拡大だのとワーワー騒ぎ、マスコミ報道に過剰反応する形で政府や自治体による過剰な規制が行われる。海外からの渡航者なん...