世界的に金利は上昇局面にあります。それを如実に示しているのが円安です。日本はエネルギー、食料などを除いた物価は依然として下落基調であり、デフレからまったく脱却できていません。そのため、金利を上げたくても上げられない。そんなことをしたらさらにデフレが加速するからです。目次日本の金利環境Jリート、買いの主役Jリート、売りの主役Jリートのファンダメンタルズ最後に 日本の金利環境日銀は買いオペをして長期金利の...
そのときはなぜ?と思ったのです。なにしろあのウォーレン・バフェット氏が日本の総合商社株に巨額の投資をしたのですから。それは2020年の夏ごろの話でした。そして2022年、商社株は暴騰しているのです。あまりの先見性の鋭さに脱帽せざるを得ません。目次バフェット氏の先見性総合商社株に追い風吹きまくりそれでもこのPER??最後に バフェット氏の先見性バフェット氏が日本の総合商社に投資をしているという話が伝わったのは20...
コロナ禍ではさすがに大規模増税は難しい。財務省もその辺は重々承知です。世間の波に逆らってまで増税路線を突っ走ることは日本中を敵に回すことになるし、政治家も首を縦にはふらないでしょう。しかたがないというわけで、細々とした税制改正で糊口をしのぐがごとく、税収アップを目指しているようなのです。目次相続時精算課税なるもの使われない相続時精算課税制度現実的改正案最後に 相続時精算課税なるもの相続時精算課税と...
ロシアのウクライナ侵略はロシアの思惑通りには進んでいない。計画がずさんだったのか、ロシア軍は張り子の虎みたいなもので案外ポンコツだったのか、ウクライナ軍が強いのか、私にはわかりません。ところでこのウクライナ情勢を誰よりも目を凝らして見ていると思われるのが中国共産党です。中国はすさまじい勢いで軍拡を進めており、その目的は台湾の奪取にあることは誰しも知っていることです。そして、既にアジア地域の覇権はア...
日本には約6000本の公募株式投資信託が存在します。もちろん、運用成績やコスト、資産規模は千差万別であり、また玉石混交となっています。昨今の投資信託市場の活況で運用会社間の競争は激化しており、比較的新しい投資信託は信託報酬も低く抑えられる傾向にあります。しかし、一方で昔から細々と続いている投資信託は規模も小さく、信託報酬率もそのまま据え置かれているために高コストとなっているのが一般的です。いくら投資は...
2000万円問題、コロナ禍における金融バブルの発生により、イデコやつみたてNISAなどといった積立型の資産運用が注目を浴びています。イデコ、NISAともに今後も法改正が相次ぎ、とりわけイデコにおいてはますます使い勝手が良くなり、安定的な投資マネーの市場への流入が期待できそうです。2022年には大きな制度改正が相次ぎますので、まとめておきたいと思います。目次2022年4月、5月からの改正イデコ加入者のすそ野が広がる企業型...
一昨年、テレビ番組に出ていた女子プロレスラーのかたがネットで心ない誹謗中傷を受け、自ら命を絶った事件を覚えているかたは多いのではないでしょうか。この事件を契機として、匿名であることをいいことにネットでの悪質な侮辱を繰り返すような輩に適用される侮辱罪の刑罰が厳罰化される方向で動いています。目次インターネットと誹謗中傷侮辱罪っていったい何?侮辱罪の厳罰化案名誉棄損との違い名誉棄損は例外もあり言論の不自...
このコロナ禍にあって、久しぶりの朗報でした。日本において、正社員として働く人の数が2013年以降で最多となったというのですから。失業率も2.8%と低く、ほぼ完全雇用に近い状態です。統計詐欺でないことを祈るばかりなのです。目次久々に明るいニュース若い女性の正社員化が進む新卒の採用も旺盛最後に 久々に明るいニュース総務省の労働力調査によれば、2021年の就業者のうち、正規雇用の従業員が前年比で26万人増加し、3565万...
日本は貧困化が進んでいるがゆえに国民年金保険料の支払いがままならない人が多いことは悲しい事実です。ところで、所得が1000万以上あれば上流階級であることは疑いようがない。しかし、1000万円以上の所得があっても生活が苦しくて国民年金保険料が払えない人がかなりの数いるといいます。いくらなんでもそれはおかしいのではないでしょうか。目次日本の所得別世帯分布高額所得者でも国民年金保険料未払!?確信犯的な未払、モラ...
暖かくなってまいりました。新型コロナ第6波もピークを越え、右肩下がりで感染者も減少しています。(出所:NHK)現状、新型コロナウイルスで亡くなったとされている(実に怪しい)人数は27000名超となっています。(出所:NHK)これはワクチンを打って死んだ人の数よりもかなり少ないというのが個人的推測です。以下は、厚生労働省が発表している人口動態統計速報(令和3年12月分)ですが、死亡者のグラフを見ると明らかにおかし...