日本株離れは日本が経済小国になることを予見する。若者の合理的投資行動

高齢化が進んでいるのだから、株主も高齢になるのも仕方がない、なんて悠長なことを言っていられないのが昨今の日本株を取り巻く株主の動向です。日本株を保有する個人投資家のうち、70歳以上の高齢者が占める比率はなんと4割にものぼるというのです。いくら高齢化が進んでいるといっても、人口の4割が高齢者なんてことはないはず。いったい若い世代は何に投資しているのでしょうか。それともそもそも投資する余裕などないのでしょ...

楽天、ついにここまでやる。なりふり構わぬ資金調達で綱渡り勝負

楽天が携帯電話業界に参入を決意したときと現在の事業環境はまったく異なるものといえます。なにしろ当初、楽天モバイルが提示したプランは2,980円のワンプランだったのですから。誤算だったのは菅首相がスマホ料金を半ば強制的に値下げに追い込んだことです。2,980円の単一料金など夢のまた夢と化しました。完全なる買い手市場となった日本のスマホ市場で、楽天モバイルはなんと0円プランまで出す始末・・・。しかし、これまた赤...

世界の驚くべき核シェルター普及率。かたや日本はお寒い限り

日本はかつて豊かであったといわれるが本当だったのだろうか。もし本当だったとしたら、日本人ってのは本当に平和ボケしているとしか思えない。その思考回路は完全にアメリカ頼りの幼稚園生レベルなのです。しかし、頼りにしているアメリカ様も裏でこそこそ何やってるかわかったもんじゃない。そして、日本人の平和ボケっぷりを見事に表す客観的数字があるのです。目次核シェルターの驚くべき実態なぜ日本に核シェルターは普及しな...

50歳を過ぎると死を意識し始める。安楽死という選択肢がない悲劇

オスカー・ワイルドの『幸福な王子』に出てくるツバメさんは、「死は眠りの兄弟」と言い残し、死んでいきました。なんとももの悲しくせつなくて、心を打たれる傑作です。著作権も切れており、短編で時間も取らないので、読んだことがないかたは是非お読みください。https://www.hyuki.com/trans/prince.htmlところで、日本の高齢化はすさまじい。健康であれば長寿も良いのですが、最後は老人ホームや介護施設などに入れられて、そ...

株価は将来を予見するか?ウクライナ戦争から考える。そして台湾情勢は・・・

ロシアがウクライナ侵攻を始めたのは2022年2月24日であり、はや9か月が経過したのです。ところで、株価は将来を見通すかの如く語られることがあります。もし本当なら、ヨーロッパ諸国の株価には2021年後半あたりから変化が見られるはず。株価は将来を予見しているのか、あるいはしていたのか。検証してみます。目次ウクライナ戦争とDAX指数今後2年間という魔の期間核戦争勃発の危険性そして日本は無力増税路線に注意、そして結論 ...

物流リートに見直し買いが。どうして?そしてどうなる?(2022年11月)

昨年(2021年)、絶好調だった物流リートですが、さすがに上がり過ぎた感は否めず、2022年に入り伸び悩んでおりました。しかし、ここに来て見直し買いが入っているというのです。物流リートを取り巻く市場環境は厳しくなってきており、上がる理由を見つけるのは少々難しいような気がするのですが・・・。そこで現下の状況を調べてみました。目次ボックス相場が続くJリート市場メッキが剥がれた2022年物流リート覚醒す強気相場は続...

人間から思考回路を奪う言葉狩り。そして骨抜き人間が作られる

為政者とりわけ独裁的な傾向が高い者ほど、民は愚かに保ったほうが都合がよいと考える傾向があります。余計な知恵がつけば自分に歯向かうと考えるからです。これは個人レベルでなく、国家レベルでも成り立ちます。戦後のアメリカ(≒GHQ)は日本人から思考回路を奪いとり、徹底的に日本人を愚かに保って日本を弱体化させようとしました。それはGHQによる言葉狩りからも明らかなのです。目次言葉なしでは思考すらできずGHQによる言葉...

空き家の処分に困る人、激増中。少子高齢化社会の闇

空き家が増え続けており、総務省の調査によれば2018年にはなんと850万戸にも膨れ上がっています。1988年の約2倍であり、今後も増え続けることは間違いありません。空き家とて固定資産税はかかるし、メンテナンス費用もかかります。かといって売却したり、賃貸に出そうとしても条件が良くなければ、それすらままなりません。空き家を相続することになったら・・・。いったいどうすれば良いのでしょうか。悩んでいる人は多いと思いま...

第三次世界大戦のリスク高まる。世界を取り巻く2つの巨大リスク

日本国憲法は平和憲法などと言われているわけですが、単なる偽善であることをほとんどの人は承知しているわけです。第二次世界大戦で負けた国は、連合国(主にアメリカ)から完全に骨抜きにされ、一応独立国の体裁は保ってはいるものの実際にはアメリカの属国(植民地)であるといえます。しかしながら、日本国憲法はドイツやイタリアの憲法に比べても一段と骨抜きにされています。骨のみならず肉までも抜かれて皮だけになっている...

金の切れ目が縁の切れ目は本当だった。貸金業に見える人間模様

消費者金融(いわゆるサラ金)は一昔前、社会問題となったように、あまりイメージのよい業種とはいえないのが実際のところではないでしょうか。サラ金の店舗に入っていくところなど、人に見られたくないものです。ましてや知人になど・・・。金に困っていることがばれてしまうのはなんだか恥ずかしいという気持ちになるものでしょう。小生もサラ金のお世話になったことがありますが、店舗に入る前には周りをキョロキョロして、いそ...