日本の実質賃金の上昇が期待薄だと思われる根拠とは

日本人の実質賃金が上がりません。2023年7~9月期の前年同期比の実質賃金増加率はアメリカが0.7%、イギリスが1.6%、ドイツが0.6%のプラスとなっています。しかし、日本は-2.6%・・・。日本は、物価上昇こそ他国よりも穏やかですが、名目賃金の伸びがそれ以上に鈍いために実質賃金がマイナスに沈んだまま浮上しません。実質賃金が増えなければ、庶民の暮らしは豊かになりません(むしろ貧困化・・・)。日本の賃金は遅ればせなが...

楽天証券、日本株手数料無料化で収益はどう変わったのか?

楽天証券の2023年10~12月期の連結営業収益が265億円前後となり、前年同期比7%程度増えたのだといいます。これは脅威的なニュースだといえます。なぜなら、楽天証券は2023年10月に日本株の売買手数料を0にしたからです。にもかかわらず、増益とは!?いったいどうしてこんなことが起きるのでしょうか。目次減収どころか増収に新NISAという追い風他ネット証券からも顧客を奪う関連記事 減収どころか増収に楽天証券はSBI証券に対抗...

新NISA、成長投資枠の使い方に迷うの巻

新NISAが始まり、せっかくだから早くNISA枠を使いたいと考えている人も多いはず。一方で、これだけ株価が上がると、NISA枠があるからといって、一気に枠を埋めるような買い方をするのもいささか怖いという人もいるでしょう。誰しも高値はつかみたくありませんから。私めもそのジレンマに悩む一人なのです。いったいどうしたらよいのでしょうか。目次年齢によって投資の志向も変わっていく成長投資枠の活用法は人それぞれ新NISAを機...

2023年、上場廃止を目指す企業が過去最多へ。そして新たな新興株市場

ここのところ株価が堅調に推移しているのは、株主資本主義の徹底化が図られているからともいえます。東証によるPBR改革、アクティビストファンドの増加などはその典型だといえるでしょう。株主資本主義が進むと、企業は短期的な収益に目をとらわれがちとなり、長い目でみた企業の成長戦略は疎かになる傾向にあります。それを避けるために、あえて株式市場から退出する企業も存在します。そしてそのような企業が2023年には最も多く...

アクティビスト、現実路線への変化で上場企業の株価上昇を狙う

2013年以降、日本の株価は右肩上がりのトレンドを続けています。株価上昇要因はさまざまではありますが、その一つとして考えられるのは、アクティビストファンドの参入増加です。アクティビストの活動も、当初よりも洗練されており、現実路線で会社側と対話を深めることによりお互いの緊張感を高めて経営成績の向上に寄与しているようです。日本における最近のアクティビストの動向についてまとめておきます。目次アクティビストフ...

新聞をやめて失ったものは何か?

人間、寄る年波には勝てず、小生もまた役職定年者とあいなったわけでございます。肩書は訳のわからぬものとなりましたが、そんなことはどうでもいい。何よりもこたえるのは、これでもかと下がった賃金なのであります。やむなく家計のリストラに迫られ、財務省よろしく緊縮財政とならざるを得ない我が家・・・。さて、何でコストカットをしてまいろうかと考えたときに、候補に挙がったのは「新聞」なのでした。しかし当方、これまで...

先進国株と新興国株、どっちが儲かるのか?

新NISAがスタートしたわけですが、残念ながらその投資先は多くの場合、日本株ではなく海外株の投資信託となっています。オルカンなどと略される全世界株式型やS&P500に代表されるアメリカ株の人気が高いようです。また、新興国株式ではインド株が一番人気といったところ。同じ株式とはいえ、先進国株と新興国株ではその色合いは大きく異なります。いったいどちらがよいのでしょうか。目次先進国株と新興国株の違い先進国株VS新興国...

大型株優位の市場。そして日本市場もアメリカ型にシフト中

2024年に入り、日経平均が3,000円以上値上がりしているわけですが、上場株がおしなべて同じように上昇しているわけではありません。そのため、投資家一人ひとりの投資手法や癖、好みなどにより株価上昇の果実を大きく受けている場合もあれば逆の場合もあるのが実態です。さて、2024年年初の株価上昇の恩恵に与かったのはいったいどんな投資家だったのでしょうか。目次大型株>小型株の図式人間の考えることは同じ日本市場のアメリ...

ユニクロ(ファーストリテイリング)だけで日経平均をいくら上げたのか?

2024年1月4日、日経平均は33,193円で始まり、1月23日の終わりは36,517円でした。わずか20日あまりで3,324円の値上がりを演じたわけです。ところで、日経平均は、構成銘柄の単純平均により求められているわけですから、値がさ株の影響を大きく受けるわけです。そして、ファーストリテイリング(ユニクロ)が日経平均の上昇に大きく寄与しているという記事をどこかで見かけたのです。何しろ値嵩株ですから。そこで、ユニクロが日経平...

USリート、株式を上回る高反発。その原因は何か?

日本同様に不調だったアメリカのリート市場が急速に息を吹き返しています。2023年10月末から急反発して2割高を演じており、なんと株価指数の上昇率を上回っています。Jリート投資家としては、アメリカのリート市場の動きにも注目せざるを得ません。アメリカに続いて、Jリートにも資金が回ってくるからもしれない、そんな淡い期待を寄せるからです。それにしても、USリート急反発の原動力はいったい何なのでしょうか。目次バラエテ...