コロナ後の産業構造変化に対応する有望銘柄は?

チャート



コロナ騒動はまだまだ当分続きそうな気配であり、経済成長も当面期待できないというのが現状です。いよいよ夏も終わり、秋から来年の春まで、新型コロナの恐怖が再燃する可能性もあります。

しかし、その反面、株価を見ればいささか違った景色が見えてくるのです。



日経平均、そしてマザーズの動き


日本でコロナ騒動が本格的となったのは2020年2月頃からだと記憶しています。

コロナ騒動に連動して、日経平均株価も一時、16,000円台まで下落しましたが、3月後半から徐々に持ち直し、もはやコロナなど無かったかのように元の水準にまで戻ってきました。

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一体これは何を暗示しているのでしょうか。

もっと極端なのは東証マザーズの動きです。コロナ騒動があったことで、むしろ株価が上がっているかのようです。

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マザーズ上昇の要因は?


それにしてもなぜこんなにも上昇するのでしょうか。

これはコロナ騒動による生活様式の変化(巣ごもり消費)とマザーズ上場銘柄との相性が良かったと考えることができます。

新興市場であるマザーズにはIT関連企業やゲーム開発などを手掛ける会社が多く、コロナ騒動の影響がむしろ追い風になったといえます。

巣ごもり消費とITとの相性がマッチしたということになります。

未来のテンバガー候補はあるか


日経新聞が中堅上場企業「NEXT1000(※)」を対象に、2020年4~6月期の営業利益を伸ばした企業をまとめていました。

以下がそれらの銘柄です。

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チャートを眺めていると興味深いのは、成長しているとはいえ、株価の動きはバラバラである点です。ある銘柄は急上昇していたり、逆に下がっている銘柄もあります。

芸人であれば、一発屋であるのか、それとも人気が継続するかの違いといったところでしょう。

(※)NEXT1000
売上げ高100億円以下の上場企業の中で、特に資本を効率的に使い利益を得ていると判断されている1000社程度が対象となっている。新しいアイデアで市場を切り開いている企業やこれまでになかった新しいサービスを提供している企業、今後のニーズに先駆けたサービスを開発している企業などが選ばれている。


感想


個人的には残念ながら、今回のリストの中にはびびっと来る銘柄はありませんでした。(チェンジが有望だと思うのですが、株価が異様に上がりすぎていてちょっと恐い・・・。)

業績を伸ばしているのはゲーム開発会社が多いのですが、そもそもゲームをやらないのでゲーム開発会社の良し悪しなどわかりようもありません。

びびっと来る銘柄が出てくるまで、その時を待つことにします。

休むも相場。

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