中国がまた尖閣諸島沖を領海侵犯。そもそも領海とは?

天安門



菅政権になってから、少しおとなしくなっていた中国公船が再び尖閣諸島でのさばり始めました。

まったくもって図々しいにもほどがある。他国の領土を少しずつ実効支配下に置こうという意図が見え見えであり、さすがは礼儀も知らない独裁国家であることを再々々々々々・・・・・・認識させられます。

ところで、領海は領空とは若干、概念が違うため、この際まとめておくこととしました。



領海とは


領海とは領土から12カイリ(22キロ)の範囲をいいます。領海というからには、他国の船は一切入ってはいけないかと思えますが、そうではありません。

領土を持つ国家の平和や秩序を乱さなければ領海であっても、他国の船舶が航行することは可能です。これを「無害通航権」と呼びます。

無論、航行するだけであり、漁業などの経済活動や調査活動などを行うことはできません。軍事活動などもってのほかです。

ただ通過することができるだけであり、その航行は継続的かつ迅速でなければなりません。滞留することはできないということです。

領海と領空との違い


一方で、空、領空はどうでしょうか。

自国の領空は他国の制約を受けることなく保障されています。他国の飛行機が許可なく領空を飛ぶことはできません。

領空を侵せば、即、領空侵犯となり主権侵害にあたります。撃墜されても文句はいえないわけです。

概念図とその整理


領海、領空およびそれに付随した概念を表したものが下図となります。

20201013ryoudo.jpg

・領海
他国にも無害通航権がある

・接続水域
犯罪防止のために規制ができる

・排他的経済水域(EEZ)
水産資源、鉱物資源に独占権がある

・領空
完全かつ排他的な主権を持つ


まとめ


中国は丸2日、日本の領海にとどまり、出ていきません。これは明らかに国際法違反です。明白な領海侵犯なのです。

中国はもはや世界の敵と化したと断言できるでしょう。

尖閣諸島沖に石油が埋蔵されている可能性があることがわかったときから、中国は尖閣の領有権を突如として主張しはじめました。1970年ごろのことです。

それまでは何ら興味を示さなかった日本領土を中国領土であると言い出したのです。

日本は即座に公務員いや自衛隊の常駐をさせるべきでしょう。そうしなければ竹島同様、実効支配されてしまいます。

結局のところ、領土は実効支配した者のものとなるのですから。菅政権は明らかに試されています。このままの状態を放置すれば尖閣はおろか、沖縄、北海道、そして最後は日本本土が中国の支配下に置かれることとなるはずです。

放置プレーを続けることになれば菅政権は早々に倒れることになるでしょう。なにしろ国民は自分たちを守ってくれる強い大将を望んでいるわけであり、腰抜けの総理大臣などには用がないからです。

【関連記事】
中国が台湾併合を先延ばしした理由とその後の誤算
中国がコロナ禍で日本国債を買いまくる理由を深読みする
台湾を執拗に狙う中国の目的は何か
またしても日本政府が間抜けぶりをいかんなく発揮(泣)
このままでは尖閣諸島は竹島の二の舞になること間違いなし
中国と犯罪人引渡条約を締結している国へ行くのは恐ろしい
日本の領海なのに中国公船に尾行されるってどういうこと?
巨大国家、中国が民主化できない理由
中国、数十年にわたるしたたかな戦略で世界の覇権を握る
「遠交近攻」。中国の軍事、外交戦略を最も端的に表す
「洗国」という名の中国の属国化政策


にほんブログ村

目に見えぬ侵略 [ クライブ・ハミルトン ]

価格:2,090円
(2020/10/13 19:51時点)
感想(7件)



米中もし戦わば 戦争の地政学 (文春文庫) [ ピーター・ナヴァロ ]

価格:1,067円
(2020/10/13 19:53時点)




関連記事

コメント

非公開コメント