韓国の歴代大統領のその後に見る、易姓革命との類似性

韓国



易姓革命という言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。革命という言葉どおり、それはそれは残酷なシステムなのです。



易姓革命による過去の徹底的否定


中国の王朝が変わる際に、過去の王朝は徹底的に否定され、滅ぼされることになります。単的にいえば殺されるわけです。

そして、その否定の上に新たな王朝が出来上がるという考え方です。

血統は完全に断絶され、全く違う血統から王朝が生まれることとなります。当然、中国の王朝交代は残酷な物語を生むこととなります。

日本とは全く違うシステム


日本は大陸文明とは全く異なる伝統を持つ国です。歴代の天皇は男系で受け継がれ、2,000年を超えて継続しています。

天皇家とまったく縁のない男子が天皇家に入り込むことはできません。それゆえ、天皇の地位は権力闘争とは無縁であったといえます。

権力闘争をするのは男ばかりだからです。

韓国大統領のその後は易姓革命を彷彿とさせる


易姓革命なるものは、数百年単位で起こるものであり、そう滅多に起こるものではありません。しかし、韓国の歴代大統領のその後を見るとまるで中国の易姓革命を思い出させるのです。

歴代大統領のその後は悲惨なケースが多く、まるで新たな大統領につぶされるミニ易姓革命とも思えます。

過去の歴代大統領のその後を調べてみました。

歴代韓国大統領のその後


朴槿恵(パク・クネ)
在任:2013年2月25日~2017年3月10日

2017年3月10日に大統領弾劾が成立して罷免された。弾劾制度が導入されてから初めての大統領罷免であった。その後、崔順実ゲート事件で刑務所入り。

李明博(イ・ミョンバク)
在任:2008年2月25日~2013年2月24日

2018年3月、大統領在任中に犯した収賄や横領等の容疑で逮捕された。一審および二審でいずれも有罪判決を言い渡された。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)
在任:2003年2月25日~2008年2月24日

不正献金疑惑で実刑判決を受けた後、自殺。

金大中(キム・デジュン)
在任:1998年2月25日~2003年2月24日

2002年の任期末に3人の息子の不正蓄財が発覚。退任後は政界を引退。

金泳三(キム・ヨンサム)
在任:1993年2月25日~1998年2月24日

特段なし。

盧泰愚(ノ・テウ)
在任:1988年2月25日~1993年2月24日

大統領退任後、1995年に政治資金隠匿が発覚し拘束された。最高裁判所は懲役17年、追徴金2688億ウォンを宣告。1997年12月に特赦。

全斗煥(チョン・ドゥファン)
在任:1980年9月1日~1988年2月24日

退任後に光州事件や不正蓄財疑惑への追及が止まず、ついには訴追されて死刑判決を受けた。金大中の計らいにより減刑の後、特赦。

朴正煕(ぼく・せいき)
在任:1963年12月17日~1979年10月26日

民主化デモが起こっていた1979年10月26日、側近の大韓民国中央情報部(KCIA)部長によって射殺。

尹 潽善(ユン・ボソン)
在任:1960年8月13日~1962年3月22日

特段なし。

李承晩(り・しょうばん)
在任:1948年7月20日~1960年4月26日

四月革命の後、1960年5月、逃げるように妻とともにアメリカ・ハワイに亡命。


まとめ


大統領を辞めた後に平穏な人生を送れるほうが珍しいというのが韓国大統領のその後です。

権力の座にあった人の否定の上に、新たな権力が鎮座する。これは大陸の文化であるともいえそうです。同じアジアとはいえ、日本との違いに驚かざるを得ません。

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