WHOが中国の言いなりの下請け機関となった理由

ウイルス



新型コロナウイルス騒動がヨーロッパで再び過熱してまいりました。スペインはなんと2021年5月まで緊急事態宣言継続とか・・・。

こんなことになったのはひとえにウイルス発生源である中国の初期対応が悪かったことに起因するわけですが、WHO(世界保健機関)は中国に忖度した対応に終始してきました。

国際的な機関であり、世界の人々の健康のために存在するはずのWHOがなぜ特定の国に忖度しなければならないほど牛耳られることになってしまったのでしょうか。



WHOが中国寄りである理由


今回のコロナ騒動、WHOの対応は当初から中国寄りでした。その原因はWHOの事務局長であるエチオピア出身のテドロス・アダノム氏の意向といって間違いないと思われます。

ではいったいテドロス氏はなぜそんなにも中国に忖度するのでしょうか。

テドロス氏の経歴とエチオピアが置かれている状況を見ればそれが明らかとなってきます。

テドロス氏はエチオピアで保健大臣、外務大臣を務めてきました。そして、テドロス氏が外務大臣時代に、エチオピアは中国が提唱する「一帯一路」に参加することを決めたのです。

その裏には中国の経済援助という名の「債務の罠」があったことは間違いありません。中国の援助、これがテドロス氏を中国寄りにさせている大きな要因なのです。

テドロス事務局長は実質的には中国の傀儡


テドロス氏の前任のWHO事務局長は香港出身のマーガレット・チャン氏でした。中国の推薦を受けての局長就任でした(2007年)。

次期事務局長を再び中国人にすることはさすがにできません。

そこで中国は操り人形として、テドロス氏を推したのです。要するにテドロス氏がWHOの事務局長になれたのは中国のおかげなのです。

そのような人が中国に忖度しないわけがありません。下の写真がテドロス氏の立場を象徴的に表しているように思えます。まるで下僕のようです。

20201028WHO.jpg

新型コロナウイルス発生後のWHOの動き


2019年12月、中国、武漢市の医師、李文亮氏がSNS上でウイスる感染の発生を知らせます。しかしその後、李氏はなんとデマを流したとされて逮捕され、自己批判文なるものを書かされました。

そして不幸なことに李氏は自らも新型コロナウイルスに感染して亡くなってしまいました。ご存じのかたも多いと思います。

2020年初頭、中国はWHOにウイルスの存在について報告します。しかし、当初は人から人へは感染しないと報告していたのです。中国の報を受け、すぐさまWHOが公表しますが、その公表を一言でいえば、「たいしたことない。」に集約されると思います。

1月下旬には中国は武漢の都市封鎖を開始しますが、WHOは緊急事態宣言を出しませんでした。

中国が武漢市を封鎖したのに、緊急事態を宣言すれば中国の顔に泥を塗るとでも思ったのだろうと推測されます。

WHOの記者会見


2020年2月下旬、WHOは記者会見を行いました。内容はWHOによる中国視察の報告です。

報告の内容は・・・。

「中国の感染拡大対策は功を奏した」「世界は中国に感謝すべきだ」といった首をかしげる内容でした。WHO関係者は、自分がウイルスに感染したら中国で治療を受けたいとまで言ったのです。

最後に


国際的に中立であることが求められるWHOが特定の国に操られているのは異常としかいいようがありません。

アメリカはそれに怒り、脱退しました。被害の大きさを考えれば当然の対応だといえます。今回の対応でWHOの信頼は地に落ちたといってよさそうです。

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