流行に乗ったテーマ型の投資信託は儲かるのか

AIが人間の仕事を奪うといわれています。
4割?もの仕事がAIに取って代わられ、失業者が増えるといいます。しかし、今の日本は人手不足で戦々恐々です。いったいどうなっているのでしょうか。
AIは人間に取って代わるのか?
AIは人の仕事を本当に奪ってしまうのでしょうか?
どうも怪しいと感じていましたが、科学者である武田邦彦先生の話を聴いて目からうろこが取れました。
AIが仕事を奪うと考えるのは、現在の社会の概念にAIだけを加えて考えてしまうからだと武田先生はおっしゃいます。
現実にはAIの進歩とともに他の社会情勢も変化をしていき、そしてその変化を予想するのは困難だといったことを述べられていました。
パソコンが普及したとき、紙は不要になるとかいう人もいましたが、実際には、パソコンがプリンターとセットとなって、自宅が印刷屋になり、むしろ紙の消費量は増えました。
えてしてこのようにもっともらしい予測は外れるものです。(2008年くらいからは紙の消費量が若干減っています。これについてはまた原因を調べたいと思います。)
流行に乗ったテーマ型投信は儲かるのか?
話は変わりますが、AIやらロボットやらがマスメディアで大きく取り上げられると、AIファンドだのロボットファンドだの、いわゆるテーマ型の投資信託が登場し、人気を博します。
ところが、こういった投信が出るころには概ね相場は活況し切っており、天井に近いというのが私の経験則です。だから、私はテーマ型投信には近づきません。芸能界でいえば一発屋といったところでしょうか。
それにしても好き嫌いはあるでしょうが、武田先生は幅広い知識と経験、深い洞察力、並々ならぬ行動力を持ち、かつユーモアもありで本当に素敵な方だと個人的に考えています。

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