海外メディアも驚く。日本の自殺者数とコロナ死者数

ウイルス



日本では、2020年10月の一月だけで、累計の新型コロナ死者数を大きく上回ったことは各種報道のとおりです。この事実に海外のメディアもメンタルヘルス・パンデミックなどと称し、驚きの声を上げています。

それにしてもアメリカのように銃が浸透している社会ではさぞかし自殺者が多いのだろうと想像してみたのです。なぜなら自殺をするとしても、銃があれば引き金を引くだけであり、ハードルが著しく低くなるからです。

かたや日本で自殺をするとなればその方法は限定され、相当にハードルが高くなります。しかし、結果は意外としかいいようがありませんでした。



日本は悲しいことに自殺大国


日本は世界の中でも自殺率が高いことで知られています。以下は世界各国の自殺率の推移を表しています。

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景気の良し悪しが自殺率に大きな影響を与えているのは明らかです。1950年代のドッジ不況、1990年代後半からのデフレ時に高い自殺率を記録していることがわかります。

以下は失業者数と自殺者数の推移を表しています。

20201121jisatusitugyo.jpg

明らかに正の相関関係にあることがわかります。

それにしても好景気時であっても比較的高い数値であることが特徴的です。日本人は潜在的に高い自殺傾向があるといえます。

明確な理由はわかりませんが、文化的要因や社会的要因などが複雑に絡みあった結果であろうと推察します。そんな自殺大国である日本でも、コロナ禍における自殺者数の増加は海外メディアにとって衝撃的だったようです。

銃社会アメリカの自殺者数


銃があれば自殺はより容易になるはず。となれば、銃社会であるアメリカはさぞかし自殺が多いのだろうと想像しましたが、さにあらず。

どの時期をとっても日本より自殺率は低いことがわかります。
(最初のグラフの赤いライン)

2000年あたりから徐々に右肩上がりとなっているのは格差社会の進展によるものだろうと推測されます。

ちなみにアメリカ疾病予防管理センター(CDC)の報告によればアメリカでは2017年には約47,000人が自殺しています。同年の日本は約21,000人となっています。

同年のアメリカの人口約3億2,500万人に対し、日本は約1億2,700万人です。アメリカの人口は日本の約2.5倍なのに自殺者は約2.2倍であり、自殺率は日本が高いことがわかります。

日本における自殺手段


一般家庭に銃がない日本では銃で自殺することはできません。いったいどのような手段で自ら命を絶っているのでしょうか。

以下はその手段を表しています。

20201121jisatusyudan.jpg

首吊り自殺が圧倒的多数を占めています(約7割)。そして、残り3割の内訳を示したいるのが2つめのグラフです。

いずれも引き金を引くよりは相当にハードルが高いと思います。もし、日本で容易に銃が手に入ったら自殺者は各段に多くなると推測します。

銃があると自殺率は高まるのか


さて、その推測は果たして正しいのか?

銃は自殺のための手段の一つであり、銃がなければ他の方法で自殺するだけであるから関係がないという見方もできます。

その答えを出してくれたのが以下のグラフです。同じアメリカでも州によって銃の保有率が異なります。銃保有率と自殺率の相関関係を示しています。

20201121jisatujyuu.jpg

銃の保有率が高いと自殺率が高いという正の相関が見て取れます。

銃の有無で自殺率は概ね2倍程度違うと考えられます。日本でもし銃が容易に手に入れば、日本の自殺者は今の2倍程度になると推定できます。
(データ出所:社会実情データ図録)

最後に


コロナ騒動が始まって約10か月。いよいよ本格的に自殺者が増えてきました。

20201110jisatu.jpg

自殺者の増加人数は、コロナ騒動によって間接的に殺されたといっても過言ではないでしょう。その数がウイルスで死ぬ人よりも増えたならば、過剰自粛がもたらした悲劇といわざるを得ない。

そしてその多くの責任はウイルス騒動を煽りに煽ったマスコミにあることは疑いようもありません。

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