チャートの窓はなぜか埋まる。そこから見えてくる今後

チャート



何か科学的な根拠があるわけではありませんが、なぜかそうなるといったものを経験則というのだろうと思います。そして、その経験則は株式投資にも当てはまるのです。

今回注目したのはチャートの窓。不思議なことに開いた窓はなぜか埋められてしまうのです。



チャートの窓とは


株価チャートのローソク足とローソク足の間にまるで窓のように空いた隙間のことです。

何か好材料が出て買いが殺到したときなどに前営業日や先週につけた値段を一度もつけることなく、一気に株価が上昇した際に窓が空きます。また逆に悪材料が出て下げたときも同様です。

イメージとしては以下のような感じとなります。

20201125mado2.jpg

チャートの窓はなぜか埋まることが多い


以下はここ5年の日経平均の週足チャートです。

20201125mado.jpg

この5年を見る限り、開いた窓は全て埋められていることがわかります(赤いライン)

ここ直近では24,500円あたりで窓が開いています(青いライン)

経験則が必ず当たるとは限りませんが、この窓も埋められる可能性は高いと思われます。となると下の窓の高値24,389円は埋まると思っておいたほうがよさそうです。

2020年11月25日の日経平均が26,296円であり、率にしたら約7.3%程度になります。

一方、TOPIXは・・・


TOPIXも日経平均同様、窓が開いています。

20201125mado3.jpg

下の窓の高値は1,663ポイント。

この窓が埋まるとしたら、率として約5.9%となります。

今後の動きを予想


窓埋めから考えてもやはり日経平均の下げ余地はTOPIXよりも大きく、今の相場が日経平均主導であることがわかります。

まさかこのままNYダウを追って3万円を付けるという可能性は低かろうというのが個人的見解です。

なぜチャートの窓は埋まるのか


それにしてもチャートの窓はなぜ埋まることが多いのでしょうか。

チャートは投資家の心理を表していると見ることもできます。一本前のローソク足で付けなかった株価で始まり、下がることなく終わる。これは投資家の焦りを示していると考えられます。

どんな値段でもいいから買いたい、あるいは売りたいというのは行き過ぎた投資判断であることが多いのだろうと想像します。

そしていつか冷静になったときにチャートの窓が埋まるのではないかというのが私なりの推論なのです。

最後に


日経平均が上がっているのは、実体経済の強さを示しているとは思えません。単にNYダウが強いためにそれに引っ張られているだけというのが実態です。

ここ1年のNYダウと日経平均の推移を見るともはや瓜二つ。日本株はもはやアメリカ株と一蓮托生の運命にあるといっても過言ではないと思います。

投資は自己責任で~!

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