割高感漂う株式市場。高配当利回り銘柄で下落に備える

チャート



活況を呈していたマザーズ市場も2020年10月半ばを天井とし、雲行きが怪しくなってきました。期待先行で上げていただけに下げ始めると下値の目処もつきにくい。

東証マザース指数は2020年12月7日だけで4%以上の下落。いつの間にか外国人投資家も売り抜けて持株比率を下げてきているようです。



今後の株式投資は安全運転で


今後、東証マザーズ市場がコロナ騒動前の水準程度にまで戻るとすれば、ここから2~3割の下落は覚悟しておかねばなりません。

日経平均はマザーズほど大きな値動きをしないと思われますが、1~2割程度の下げは十分に考えられます。

ところで、下げ相場に抵抗力のある銘柄といえば高配当銘柄です。そして、減配の危険性が低い銘柄。当然業績の安定性が求められます。

高配当銘柄は安かろう悪かろうが多い


なにかいい銘柄はないかと高配当銘柄のランキングなどを見てみたのですが・・・。

銀行株など、将来性がなさそうな銘柄ばかり。高配当利回りとなっているのは、将来の減配を予想しているからだとしか思えない。

その他も記念配当やらで一過性の高配当銘柄とか、なんだか安かろう悪かろうといった銘柄が目につきます。

目についた有望銘柄


その中でも魅力を感じたのが、三菱UFJリース(8593)。

2020年3月期の1株利益は79.4円。1株当たりの配当は25円です。現在の478円(2020年12月7日現在)。

実績PERは6.02倍と破格です。実績配当利回りは5.23%となります。

2021年3月期はさすがに業績は悪化しますが、それでも1株利益で56円程度と予想されており、配当も同程度の水準が維持されそうな気配です。

1株利益が下がっても、PERは8.5倍程度と割安感がありそうです。

以下はここ5年間の値動きです。

202012078593.jpg

コロナ騒動で一段安となり、戻りが鈍い。680円あたりに窓が開いていますので、うまくいけば高配当にキャピタルゲインがついてくるかも(捕らぬ狸の皮算用・・・)。

しかし、コロナの影響をもろに受ける事業も


会社の内容も見てみましょう。

太陽光発電や不動産は健闘しているようですが、新型コロナの影響で航空機リースが大不振。北米の貨車もシェールオイル向けで苦戦しているようです。

航空機のリース・・・。株価が上がらない理由も納得しました。三菱UFJリースへの投資はかなりの逆張り投資といえそうです。

最後に


しかし、ここまでくればもはやあまり下げ余地はないともいえる。配当をもらいながら2、3年待つのであれば案外面白いというのが個人的見解です。

配当利回りが良いだけにNISAを使っての投資も一つの手かもしれません。大儲けは狙えないでしょうが、今は大きなリスクを取るべき時ではない。その点、三菱UFJリースは狙い目のように思えます。

とはいえコロナ禍の逆張り投資はくれぐれも自己責任でお願いします。

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