中国進出企業はスパイウェアで情報筒抜けの可能性あり

binary-1536650__340.jpg



中国でビジネスを行う企業には導入が義務付けられるソフトウェアがあります。税務に関するソフトです。

そして、このソフトにはとんでもない秘密が隠されているというのですから中国に拠点を持つ企業は恐ろしいリスクにさらされていることになります。



その名もゴールデンスパイ


ソフトの秘密、それはスパイウェアです。アメリカの情報セキュリティ会社が発見し、ゴールデンスパイと呼ばれています。

導入が義務付けられているソフトですから入れざるを得ず、その中にはスパイウェアが仕込んであるというのです。

ドイツ当局もドイツ企業に対し、中国に進出している企業はゴールデンスパイによって、ひそかに情報を探られている可能性があると警告を発しています。

ゴールデンスパイの巧妙な仕掛け


スパイウェアを埋め込むための仕掛けは巧妙です。税務ソフトをインストールしてしばらくすると知らない間にゴールデンスパイもインストールされるのです。

スパイウェアは2つのプログラムに分かれており、片方が削除されても自動的に復活するというのです。なんと税務ソフトそのものを削除しても、スパイウェアだけは残るというからやっかいなのです。

そして、スパイウェアがインストールされたパソコンは、知らない間に第三者に乗っ取られてしまう恐れがあります。

税務ソフトを作っているのは・・・


税務ソフトを作っているのは2つの中国企業です。

そのうちの一つは中国国有の軍事企業の傘下であることから、筒抜けとなった情報が中国の軍事産業に利用される可能性が高いといえます。

思い出されるのはファーウェイのバッグドア問題。構図はほとんど同じと見てよいでしょう。中国企業は軍民一体化ともいえ、その代表格がファーウェイなのは周知の事実です。

中国のしたたかな戦略


世界が中国を敵対視しつつありますが、中国はしたたかです。過去のソ連崩壊に学び、日本のバブル崩壊を学んでいます。

習近平国家主席は、世界の企業を呼び込んでサプライチェーンをさらに中国に依存させる戦略立てています。依存せざるを得ない状況を作り出すことで、他国の経済を人質にできるからです。中国依存の中毒化を進めているのです。

人質がいれば、相手を威嚇することもできるし、言うことを聞かなければ相手国に報復することも可能となります。

オーストラリアと中国が今まさにそんな間柄です。武漢ウイルスの調査を行うべきといったオーストラリアの姿勢に反発、オーストラリアを「靴の底についたチューインガム」などととんでもない侮辱発言を行いました。

日本も他人事ではない


当然日本も他人事ではありません。

中国のに図々しさと傲慢さを如実に表してくれたのが、先日の王毅外相の来日です。何しろ日本の領海に日本の漁船が入ることを制限せよなどと、他国の領土に国を挟むというとんでもない発言をして帰っていきました。

さらに情けないのは我が日本の茂木外相。そんな暴言放言を横でヘラヘラ笑って見ていたわけですから・・・。

少なくとも唾を吐くくらいのことはすべきだったはずです。二度と日本に入国してもらいたくないと思うのは私だけではないでしょう。

菅首相も茂木外相を即座に更迭するなど毅然な態度を示すべきでした。日本はもはや中国の手下のようであり、監督下にあるようです。

中国は完全に日本を追い越したと見ており、完全に上から目線です。いずれ日本はアメリカの属国から中国の属国へと変わっていくことになる可能性が高い。

中国の留学生が科学者の武田邦彦先生に向かって、2050年には日本は中国の一部になっていると放言したとか。しかし、それもまんざら絵空事ではなさそうです、残念ながら・・・。

【関連記事】
ファーウェイと中国。バックドアに象徴される恐ろしい一面
ドイツは中国の下請けに成り下がるのか?
中国、数十年にわたるしたたかな戦略で世界の覇権を握る
中国が台湾支援者をリスト化して制裁する可能性
ウイグル人弾圧。そして行われた究極の嫌がらせ
先制核攻撃を宣言した中国軍人。そして核の傘がないことがばれる

↓↓応援クリックお願いします↓↓

にほんブログ村

超限戦事変 [ 孫向文 ]

価格:1,760円
(2020/12/10 23:30時点)



国籍を捨てた男が語る 中国のヤバすぎる話 (バンブーエッセイセレクション) [ 孫 向文 ]

価格:1,100円
(2020/12/10 23:32時点)
感想(6件)




関連記事

コメント

非公開コメント