トレンドラインから2021年の株価動向を探る

チャート



株価が高値をキープしています。再び日経平均3万円説が出てくるなど強気の見方もあります。

さて、今後の株価はどうなるのか?トレンドラインでその動きを見てみたいと思います。



トレンドラインとは


トレンドラインは、株価推移の傾向を分析ためにチャート上に引いた補助線のことです。

株価の変動には上昇トレンド、下降トレンド、ボックス相場がありますが、トレンドラインを引くことで、大きな株価の流れの変化を知るきっかけにもなりますし、同じトレンドの中では高安を判断する指標ともなります。

しかし、感覚的なものでもあり、自分の先入観や願望がトレンドラインに表れてしまうだけといった可能性もあるため、過信は禁物なのです。

あくまで参考程度にとどめておくべきであり、トレンドラインだけで売買の判断とするには危険が伴うというのが個人的見解です。

ファンダメンタルズ分析を中心としながら、補助的に使うといったところでしょうか。

NYダウの動き


ここ10年は以下のとおりです。高値のライン、安値のライン、中間のラインを引いてみました。

20201210NY.jpg

トランプ大統領となってから株価の上昇に拍車がかかっています(2017年1月あたりから)。株価の上値が切り上がりました。

それにしても現状の株価はトレンドラインの上値にへばりついているように見えます。バイデン大統領就任となれば、株価にとってはマイナス要因に思えます。

波乱があれば2万5千ドル程度まで下がっても不思議ではありません。それは十分に許容範囲の下げであり、想定しておかなければならないと考えます。

日経平均株価の動き


日経平均は、悪夢の民主党政権から安倍政権に変わり、トレンドが一気に変わっているため、2013年からトレンドラインを引きました。

20201210225.jpg

NYダウ同様、日経平均2万7千円近辺はトレンドラインの上限と見てよさそうです。

トレンドが変わらなくても、なにかしらのイベントで2万円台前半くらいまでは下げ余地があります。

過去の経験則から上限を突破すると、2~3か月後には調整が入っているパターンが多い。来年(2021年)1~3月期には調整があるものと推測します。

調整幅を推測するのは不可能ですが、中間ラインの2万3千円程度が目途になるのではないでしょうか。

マザーズの動き


マザーズは暴れ馬といってもよく、きれいなトレンドラインを引くのは難しい。

20201212MO.jpg

流動性が低い分、株価は一方に振れがちであり、上がり過ぎることもあれば下げ過ぎることもあります。

現状は上がり過ぎとまでは行っていませんが、高値圏にいることは間違いないといえそうです。

Jリートの動き


Jリートにトレンドラインというのはいささか合わないような気もしますが、参考までに。

20201212reit.jpg

Jリートも日経平均同様、2013年からトレンドが大きく変わっています。

そして、コロナ禍でトレンドを下放れしました。新たなトレンドに変わった可能性があります。弱きトレンド入りしたと考えるならは、オレンジ色のラインでしょうか。

上値は1,800ポイント程度に抑えされ、下値の目処は1,500ポイント程度でしょう(現状1,700前後)。

まとめ


Jリートはともかく、株価はアフターコロナを先取りしすぎている感が強い。期待先行の動きが続いているといえそうです。

コロナ収束後の政府、あるいは中央銀行の政策がどうなるか?これによって未来は大きく異なってくるはずです。

コロナ禍の財政赤字を取り戻そうとする愚策をとれば、経済成長は阻害され、株価も下落を始めるでしょう。

また、竹中平蔵氏も認めたように財政均衡論が誤った考え方であるという前提で、財政赤字などといった誤った指標ではなく、インフレ率に焦点を当てたまともな経済運営がなされれば、経済成長は大きなものとなり、株価も堅調を続けることになるはずです。

財務省を中心とした財政均衡論者は当然前者であり、投資家の敵といって間違いありません。

ポンコツブログの見分け方


投資するうえでは、いろいろなブログを参考にさせていただいており、大変面白い。いかに新聞やテレビがゴミメディアであるかがよくわかります。

しかし、中にはポンコツブログもあります。

ドルコスト平均法の効力も理解していなかったり、投資信託のリスクや自己責任の原則も理解していなかったり・・・。少しは勉強してから投資したらいかが?といいたくなる。

まあ、誰が何書こうと自由ですが、そんな輩は自意識過剰の認識不足でアタマ空っぽなんだと思います。

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