個人投資家が失敗する理由はほとんどこれ・・・

骨



私もそうなのですが、個人投資家が思ったように儲けられないのはほとんど利益確定と損切りを逆に考えているからだと思います。

多くの人のブログなどを見ていて、それはもはや確信に変わりました。これは人間の心理に関わることであり、人間がいかに合理的でない生き物であるかがよくわかるのです。

そして効率的市場仮説などというものの虚しさを感じざるを得ません。



まるで野に放たれたウサギのよう


個人投資家は自由であるがゆえに、その投資手法はさまざまですが、利益確定のルールを決めているのに損切りのルールを決めていないケースが多いと思います。

〇%上がったら利益確定するなどと決めているのに、〇%下がったら損切りするというルールがないということです。

これは利益限定、損失無制限の取引であるともいえ、オプション取引のプットの売りとそっくりです。勝率は高いのに儲けは小さく、放っておけば相場暴落時には大損をするのが目に見えています。

だって人間だもの


しかし、損切りほど勇気のある取引も難しい。多くの人は現実から目を離したくなるものです(私もそうなのです)。

そこで、損切りする気がないのであれば、投資した資金は捨てたものと割り切る覚悟が必要だと思うのです、極論ですが。

とはいえ、投資資金を全部捨てるわけにはいかないから分散投資をしているっていう具合なのです。

理想的な取引手法


ウェットな人間心理を無視すれば、理想的な取引手法は以下のようなものだと考えられます。

●買うタイミング
安値から10%上昇したら買う。

●売るタイミング
高値から10%下落したら売る。

今回のコロナバブルを見ればわかるように、相場は予測不能だし、えてして行き過ぎるものです。

早すぎる利食いは禁物だし、淡い希望にすがったホールドはさらに危険です。”損は小さく、利益はでかく”が理想であり、それを実現するのが上記のような手法というわけなのです。

オプション取引でいえばコールの買いと同じです。”魚の頭としっぽはくれてやれ”とはまさにこのことを言うのでしょう。

このルールに無感情に従って取引した人は大きな成功を収めたといいます。

今後の相場への対応


この強気相場が春以降も続くのかはよくわかりません。

しかし、このまま上昇し続けることがないことは疑いようがない。上がらないとなればあとは下がるしかありません。

今は利食いをしつつ、徐々に現金比率を高めて下落時に買いを入れられるよう準備しておく時期ではないかというのが個人的な見解でございます。

(参考)オプション損益図


日経平均をある一定の価格で買う、あるいは売る権利を売買するのがオプション取引です。買う権利のことをコールオプション、売る権利をプットオプションといいます。

買う権利を買うこともできれば売ることもできます。売る権利も同様です。

以下は本記事で登場している「プットオプションの売り」と「コールオプションの買い」の損益概念図です。

オプションの売りがいかに危険な取引であるかがわかるでしょう。勝率は高いものの、負けるときは再起不能に陥る可能性があります。ボクシングでいえば、判定勝ちが多く、最後は強烈な一発KO負けで引退に追い込まれるといったところでしょうか。

20210211put.jpg

20210211call.jpg

オプション取引戦略の詳細についてはこちらをご覧ください。

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