証券会社の合従連衡、その歴史と変遷について

氷河



証券会社にとって1990年以降はまさに逆風の時代でした。

1989年末を頂点にして株価バブルの崩壊、そして、1999年の株式売買委託手数料の自由化、またネット証券の台頭など波乱万丈に満ちた時代となりました。

1997年には三洋証券と山一証券が経営破綻しました。バブル景気に浮かれていたと思ったら10年も経たずに会社が無くなってしまったのです。

その他の会社も各様に生き残りをかけた合従連衡を行い、今日に至っています。今回、主な対面販売型の証券会社について、その変遷を図にしてみました。

20180303 証券会社変遷

それにしてもメガバンク系の証券会社の再編はとりわけ複雑となっているようですね。(あくまで概略であり、再編経路に不正確な部分もあることをご容赦ください。)

バブル崩壊後にもITバブルの発生や黒田バズーカによる株価上昇などに支えられ、なんとか生き残っている会社が多いようです。

しかし、今後は投資信託の手数料や信託報酬の価格破壊、スマホに特化した新たな証券会社の誕生、そしてなによりも対面型の上顧客の高齢化により、対面証券は引き続き厳しい局面が続くものと考えられます。

再び、めまぐるしい再編が繰り返されることになるかもしれません。

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