日経平均割高、TOPIX割安の振り子が戻り始めると予想

振り子



日経平均3万円割れが続いています。むしろ上がり過ぎたといってよいのではなかろうか。

日経平均株価を構成する会社の株は実体以上の実力まで買われましたが、今、その反動が起きつつあります。



異様なまでのNT倍率


以下は2006年3月以降のNT倍率の推移を示しています。

20210306NT.jpg

一貫して右肩上がり傾向であることがわかります。

日経平均とTOPIXの動きを比べてみると2013年あたりから、乖離が大きくなっているように見えます。

20210306NT2.jpg

いったいなぜなのでしょうか?

異次元金融緩和による銀行株の低迷


異次元金融緩和による超低金利政策が長らく銀行の収益を苦しめています。

株価の推移を見ればそれは明らか。以下はメガバンクと日経平均の値動ぎの比較です。

●三菱UFJFG
20210306mitubisi.jpg

●三井住友FG
20210306mitui.jpg

●みずほFG
20210306mizuho.jpg

いずれも2016年あたりからの乖離がひどい。

TOPIXに占める銀行株の時価総額は大きく、その影響がNT倍率の上昇の大きな要因となっていることは間違いないところです。

ロング・ショート戦略のファンドまでやむなく戦略変更


割高な銘柄を売り、割安な銘柄を買って、全体的な相場変動の影響を排除しつつ、絶対利益を追求するのがロング・ショート戦略といわれる投資手法です。

しかし、2020年11月以降の日経平均の急騰により、ロング・ショート戦略のファンドまでもが投資手法の変更を余儀なくされたといいます。

とにかく日経平均が強いからそれについて行かなければどうしようもなかったのです。

割高だと思っても上値を追わざるを得なかったということです。

金利上昇で潮目が変わる


しかし、最近の金利上昇がその潮目を変えつつあります。

割高な値がさ株が売られ、割安なバリュー株に資金が振り向けられつつあります。今後しばらくはこの動きが続くのではないかというのが個人的予想です。

となれば、ねらい目は低PERかつ低PBR銘柄な高配当銘柄ということになります。売上、利益ともに多少なりとも伸びていなければどうしようもない。

以下はPER12倍以下、PBR0.8倍以下、予想配当利回り4%以上、売上増予想5%以上、当期利益予想5%以上で抽出した銘柄です。

高橋ウォール(1994)東JQS 建設業
ミクシィ(2121) 東1 サービス業
三栄建築(3228)東1 不動産業
住友ゴム(5110) 東1 ゴム製品
ヨシコン(5280) 東JQS 不動産業
コナカ(7494) 東1 小売業
MrMaxHD(8203) 東1 小売業

残念ながらビビッとくる銘柄はなかった・・・。しいて言えばMrMaxHDあたりは調べてみたいところです。

日経平均売り、TOPIX買いのペアトレード再び


金利上昇基調を受け、銀行株に見直し買いが入りつつあります。ということはTOPIXが日経平均に比べて相対的に上昇するであろうという仮説が成り立ちます。

ETFで、日経平均ダブルベア買い、TOPIXダブルブル買いのチャンスが到来したと考える今日この頃なのです。

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