電気自動車って何かメリットあるの?日本市場はガラパゴス化へ

電気自動車



ガソリンならば待ち時間はせいぜい2,3分といったところでしょう。ところが電気自動車となればそうはいかない。

少なくとも15分は待たなければなりません。そして充電しても走れる距離は知れたもの。明らかにガソリン車のほうが利便性が高いと思いますが、世界の潮流は電気自動車なのです。

地球温暖化を利用した自動車産業のルールチェンジャーが背後にいるだろうことは容易に推測がつきます。



充電スタンドってそんなにあったの?


電気自動車の充電スタンドの数は全国で約1万8千か所あるのだとか。これはガソリンスタンドの約6割にあたります。

実際に街を歩いていて、滅多に充電スタンドなど見かけないのでそんなにあるとは知りませんでした。

ガソリンスタンドほど大きな施設ではないので目立たないせいもあると思います。

それでも日本は自動車先進国のわりには充電スタンドが少ない。欧米各国に大きく劣るのが実態です。

世界各国の充電器数


世界各国に比べて日本の充電器数はどうなのでしょうか?

人口1万人あたりの充電器数が日本は2.3基となっています。

欧米諸国は軒並み日本を上回っており、ノルウェーに至っては35基と桁違いです。フランスは7基弱、ドイツは5基強、イギリス約5基、アメリカ約3基といったところ。

なんと日本は中国よりも少ない。絶対数ではありません。人口1万人あたりの数です。もはや日本は自動車先進国とはいえなくなっているようです。

充電スタンド、早くも老朽化進む


どうにも悲しくなるのは、日本の2021年の充電器数は2020年に比べて1,000基近く減っていることです。

約3万基の充電器のうち、2万基が2013年から2016年の間に設置されており、その充電器の寿命がきているのです。

政府の補助金が減少しており、新設備に更新できずに撤去されて終わりとなっているのです。

こんなことでは日本で電気自動車は広く普及しないでしょう。そもそも充電という作業がガソリン車に比べて時間がかかる上に、充電できる場所が少ないとなれば、ドライバーにとって何のメリットもありません。

唯一のメリット


中国では50万円程度で小型の電気自動車が手に入ります。120キロほどの走行が可能で、近場への外出の足として人気を博しているようです。

既に20万台以上売れており、燃料コストもガソリン車に比べて10分の1と破格。

ライトユーザーで安さを求めるならば電気自動車はガソリン車などに比べて有利です。なにしろ部品数が少なくて済みますから、車体が安くつきます。

日本電産の永守氏が言うように、自動車にも価格破壊の波が押し寄せるであろうことは間違いなかろうと推測します。

日本の自動車産業は・・・


日本がどうあれ、世界の潮流は電気自動車へと向かっています。それが本当に正しいのかどうかなど問題ではありません。

そして、日本の産業は自動車産業の一本足打法と言われており、自動車産業のルールチェンジは日本経済に強烈なインパクトを与えることになるはずです。

なにしろ、内燃エンジンのための部品が不要になってしまいますから。多くの企業が影響を受け、従業員の雇用にも影響を与えることになるはずです。

日本から自動車をとったら、いったい何が残るというのでしょうか。危機はすぐそこまで迫っています。

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