既に人間はAIロボットの自主的判断により殺害され始めている

人間が、人間がつくったロボットに殺されるなんてことは遠い未来のことかと思っていたら、さにあらず。
既に現実に起こっている可能性が高いとの指摘がなされています。やがて、人間とAIロボットの殺し合いが起こるという可能性は十分に考えられます。
映画『ブレード・ランナー』の世界が数十年の時を経て現実になりつつあります。
リビアの内戦での使用疑惑
2020年3月、内戦状態にあるリビアでAIを搭載したドローンが逃げる民兵を攻撃した可能性があるとの指摘があります。
驚くのはその攻撃は人間の判断によるものではなく、AIの自律的判断による攻撃であったということです。
事実関係は100%明らかとなっていませんが、その可能性は高い。
疑惑の内容
この疑惑を明らかにしたのは国連の報告書です。殺人ドローンを開発したのはトルコの会社とされております。
国連の報告書によれば、このドローンは人間との通信を必要とせず、標的を攻撃するようプログラムされているとのことです。
これに対し、トルコの会社はオペレータ―が判断しない限り標的を攻撃することはないと反論しています。今のところ事実は闇の中です。
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リビア混迷のきっかけはアメリカ
それにしてもなぜリビアは混乱が続いているのでしょうか。
リビアといえば思い出されるのは強烈な指導者カダフィ大佐です。
カダフィ政権は核兵器開発を進めていましたが、2003年に核兵器開発を放棄しました。その結果どうなったか?
偏執狂とも思えるヒラリー・クリントンはカダフィ大佐の殺害を指示。実際にカダフィ大佐はむごたらしい方法で反体制派に殺害されました。
※※ 閲覧注意 ※※
核兵器というカードを捨てれば梯子を外されて殺される。
それを目の当たりにした北朝鮮(金正恩)は何があっても核兵器を廃棄することは決してないと断言できます。
むしろさらに核開発を強化していくことは間違いありません。
そうしなければ自らの死が待っているだけだからです。
そして、日本はますます危機にさらされる。しかし平和ボケの日本人はほとんどアメリカ任せで真剣に国防を考えていない愚民といえるでしょう。
大国の論理がまかり通る
AIの自己判断による殺人兵器はあまりに非人道的であるとして禁止すべきであるとの議論が進められてきました。
しかし、やはりその足を引っ張るのはアメリカや中国、ロシアといった軍事大国です。
彼らは技術的優位に立ち、他国を抑え込もうとしており、核兵器と同じ構図がここでも展開されているのです。
本当に世界は腹黒いとしかいいようがありません。
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軍事費まで日韓逆転・・・。まさに平和ボケの帰結
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