貯蓄から投資への流れがようやく。そして2050年にバブル崩壊と予想

バブル

長らく貯蓄から投資へなどという掛け声が政府から聞かれ、国策となっておりましたが掛け声倒れに終わっていたのが実態でした。

しかし、ようやくここに来てその掛け声に効果が出始めたようです。しかし、それはいずれ起こる資産バブル崩壊へのスタートでもあるというのが個人的見解です。






個人投資家増える!


東京証券取引所の発表によれば2021年3月末の個人株主数が1年前に比べて308万人も増えているといいます。

これは過去最高だとのこと。

とりわけ熱心に株式投資を開始したのは20歳代の若年層です。20歳代の証券口座数は1年で5割近く増えています。

若年層はネット取引が主体ですからネット証券の口座数の伸びも著しい。2020年度は前年度比で13%も口座数が増えており、ここ数年で最高レベルになっています。

20歳代世帯の保有する株式や投資信託は2020年に前年よりも6割増えているというから驚きです。

投資家増えても株は売られる


とはいうものの2020年を通して、個人投資家は日本株を売り越しているのです。

これは高齢者が塩漬けとなっていた株式をコロナバブルに乗じて処分したものと考えられます。高齢者は資産保有額が大きいため、若年層の買いを上回る規模の売りが出たということです。

リスク資産への投資の伸びしろは大きい


若年層が投資に積極的になったとはいえ、日本の家計金融資産のうち株や投資信託が占める割合はまだ1割程度です。

アメリカは4割程度、ヨーロッパ諸国は3割程度となっており、まだまだ伸びしろは大きい。しかし、この伸びしろが将来のバブル発生とその崩壊を予感させます。

今の20歳代の若者は株価の暴落を体験したことのない人がほとんどでしょう。

そして成功体験を重ねていけば、保有資産の多くを株式や投資信託に振り向けていくはずです。大きな資金で資産運用ができるのは今から30年後くらいでしょう。

資産バブルは60年おきに起こると言われるのはまんざら根拠がないわけではありません。

バブル崩壊の恐ろしさを知らない彼らはきっとバブルに踊るはずです。しかし、バブルの宴はやがて終わる。

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恐いもの知らずの投資家


リーマンショックが起こったのが2008年。既に13年が経過しました。

20210708kabuka.jpg
(出所:社会実情データ図録)

コロナショックで投資を始めた20歳代の若者は強烈な下落相場を経験していないわけです。

要は恐いもの知らずといえます。

最後に


若年層が強気で投資を続けてくれれば株価は思いのほか堅調に推移する可能性が高いように思えます。

しかし、今から30年後に異様な高騰を見せたときは売却のときです。逃げ遅れてはいけません。もっともその時まで生きていられればの話なのですが・・・。

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