麻生発言に対する中国の野蛮な反応。先制核使用を示唆

爆弾

東京オリンピックが開幕!

ところで、2022年2月に開催される北京オリンピック(冬季)が終わるまで、中国は表立って国際社会を刺激し敵に回すことはないと考えられます。

しかし、北京五輪後の台湾侵攻がにわかに現実味を増しています。それを牽制した麻生発言の後の中国の反応は恐ろしいものでした。






麻生氏、まともなことを言う


麻生太郎副総理兼財務大臣は2021年7月5日、東京都内で講演し、中国が台湾への圧力を強めていることに対し以下の趣旨の発言をしました。

・中国軍が台湾に侵攻すれば日本の存立が脅かされ、安全保障関連法の「存立危機事態」に該当する

・そのため、自衛隊がアメリカ軍とともに台湾海峡に向かう集団的自衛権の行使もありうる

これは西側民主主義社会の一国としては極めて真っ当な発言でした。もし、中国が台湾に侵攻するようなことがあれば、1990年にイラクがクウェートに侵攻したときとまったく同じ対応をしなければならない。

第二次大戦後、軍事力による領土の拡張は許されざる行為であるというのが国際社会の大前提です。

金だけ出して許される問題ではない


中国が拒否権を持っている以上、国連軍ができることはありませんが、多国籍軍により台湾を中国から救わねばならないのは明らかです。

そして、日本もそれに参加するのは当然のことでしょう。

今でも思い出すのは湾岸戦争時の日本の情けない対応です。金出すから勘弁してとばかりに多国籍軍に参加せず、大金を献上して自らはクウェート救出に向かいませんでした。

そして戦争後にクウェートが出した感謝の新聞広告には日本の名はなかったのです。

単なるミスという説もありますが私にはそうは思えません。困ったときは助けてくれと他国に頼み、他国が困ったときには助けませんなどという、調子の良いことは許されないからです。

誰からも尊敬されない、というよりも軽蔑される行為です。

中国海軍vs.海上自衛隊 すでに海軍力は逆転している [ トシ・ヨシハラ ]

価格:1,760円
(2021/7/24 17:41時点)



麻生発言に対する過激な反応


上記の麻生発言を受け、中国の動画投稿サイトに恐ろしい動画がアップされたのでした。

その内容は以下のようなものです。

・日本が台湾問題に首を突っ込むなら核攻撃してしまえ

・日本がかつて原爆を投下されたときのように再び無条件降伏するまで何発も落し続けてやる

この動画は人気を博したものの過激だったためかいったんは削除されました。しかし、再びアップされて人気を集めているといいます。

空恐ろしくなるのは、中国は通常、非核保有国には先制核攻撃はしないとしているが日本だけは例外だというのです。

そして、日本を滅亡させその後、北海道、本州、四国、九州を分割してそれぞれ別の国とし、ロシアと共同管理するという具体的な策まで出ています。

また沖縄も独立させるという過激な内容でした。

台湾有事への対応は困難を極める


イラクと違うのは中国は核保有国であり、世界2位の経済力をバックに強大な軍事力を持っている点です。イラクとは比べ物にならないくらいに強い。

以下はアメリカ、中国、イラクの名目GDPの推移です。(イラクは1997年以前のデータなし)

20210724GDP.jpg
(出所:世界経済のネタ帳)

イラクをどうして抑え込めたかがわかりますし、中国の巨大化もよくわかります。

台湾侵攻があったとき、頼りになるのはやはりアメリカ軍しかありません。しかし、中国相手にどれだけ本気で戦うのか・・・。

いざとなればニューヨークやロスアンゼルスに核ミサイルが飛んでくるのですからアメリカとて迂闊に手を出せない。中国は核保有国に対しては先制核攻撃をも辞さない国です。

かといって台湾を見殺しにするわけにはいきません。

最後に


2022年春以降、世界は戦争に発展しかねない爆弾を抱えながら綱渡りの攻防が続いていくことになります。今は嵐の前の静けさといったところなのです。

【関連記事】
中国共産党結党100年。そして許されざる妄想
中国の拡張主義の最終的野望はどこにあるのか?
先進国が育て上げたモンスター、中国の巨大軍事力
中国が台湾支援者をリスト化して制裁する可能性
先制核攻撃を宣言した中国軍人。そして核の傘がないことがばれる
日本に3つめの核爆弾が落とされる可能性
ウイグル人弾圧。そして行われた究極の嫌がらせ

↓↓共感クリックお願いします↓↓

にほんブログ村

台湾有事と日本の安全保障 - 日本と台湾は運命共同体だ - 台湾防衛は日本の「核心的利益」だ (ワニブックスPLUS新書) [ 渡部 悦和 ]

価格:1,100円
(2021/7/24 17:39時点)




関連記事

コメント

非公開コメント