地球にやさしいはずの太陽光発電が未来の地球を汚染する

ソーラーパネル

温暖化ガスといわれているCO2が本当に地球温暖化の原因かは今だ定かではありません。

しかし、なぜか世界はCO2を悪の権化とみなし、化石燃料はその元凶であるという固定観念が完全にできあがっており、この潮流は今後しばらくは続くとみられます。

そして正義の味方は自然エネルギー。その中でももっとも身近なものは太陽光発電でしょう。

しかし、この太陽光発電、将来の地球を大いに汚染する可能性を秘めており、その実、正義の味方とはなりそうもありません。






世界各国の電力源


以下は世界主要国の電力源の構成です。

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(出所:経済産業省)

同じ電力とはいえ、かなり各国ごとに個性が現れています。

特徴的なところとして、フランスは原子力依存度が異様に高く、お隣ドイツは自然エネルギー比率が高いといえます。しかし、ドイツが立派かと思えばそうともいえません。

気まぐれな自然エネルギーでは電力不足に陥ることもあります。その場合は近隣諸国(主にフランス)から電力を融通してもらっているのです。

自分では手を汚さず原子力発電に依存しているともいえ、いわば偽善です。

そして、自然エネルギーはコストが高い。それは電気料金の高低に直結しています。

20210729denryoku2.jpg
(出所:経済産業省)

ドイツは飛びぬけて高い。アメリカの3倍近い電力料金となっています。

さて日本は?

日本は東日本大震災の原発事故で極端に原子力比率が低くなっているのが特徴です。そのため、老朽化した火力発電をフル稼働してなんとか電力を供給している状態です。

電力需給がひっ迫した場合、日本はブラックアウトに見舞われる可能性が十分に考えられます。

現に北海道では2018年9月にそれが起こりました。

中国メーカーの圧倒的シェア


ところで、自然エネルギーの代表格といえば太陽光発電です。そして、太陽光発電には大量のソーラーパネルが必要です。

そのソーラーパネルを世界中に大量供給しているのは中国のメーカーです。中国製はなにより価格が安い。

先進諸国のソーラーパネルは中国の安いメーカーにすっかり駆逐されてしまいました。もはや世界のシェアの6割以上は中国製が占めているのが現実です。

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中国製パネルの問題点


ソーラーパネルは強い日差しを浴び、劣化しますのでずっと使い続けることはできません。当然寿命というものがあり、概ね20年程度が目途となります。

寿命が来たパネルは処分しなければなりません。しかし、問題となるのは中国製のソーラーパネルには有害な物質が使われていることです。

具体的には、ヒ素(※)、アンチモン(※)です。

日本や欧米諸国のソーラーパネルでは使用が禁止されている物質です。

※ヒ素
生物に対して非常に有害で毒性が強く、発癌性があるとされている。毒性が強いことを利用して、農薬など使用されている

※アンチモン
レアメタルの一種で工業材料として多岐にわたる用途に用いられているが、人体に対して毒性の疑いがあることから徐々に使用が控えられている

いったい誰がどうして許可を?


有害物質の使用がなぜ許可されてしまったのか?

中国製パネルが安く大量にヨーロッパ諸国に輸入される際、EUはヒ素、アンチモンが含まれていることを表示しなくてもよいとルールを変更してしまいました。

そして日本もこれに追随してしまっています。安さに釣られたのか、中国メーカーの圧力なのか、発電事業者の意向によるものかは不明です。

最後に


資源エネルギー庁の推計では、2035~2037年頃に太陽光パネルの処分がピークを迎えるとされています。

10数年後、大量のソーラーパネルをどこに処分するのか?また処分されたパネルの有害物質がどのような影響を環境に与えるのか、解決しなければならない問題は山積み状態なのです。

しかし、解決策が練られないまま太陽光発電は爆発的に増えてしまいました。

一見バラ色に見える太陽光発電、実のところバラ色の未来を見ることはできないというのが実態なのです。

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