Jリート、株に続いてベタ凪相場へ。デッドクロスが近づきつつある

株価が伸び悩む中、Jリートは上昇を続けていましたが、最近はいよいよ伸び悩み凪相場へ突入しました。
そしていよいよデッドクロスに入りそうな気配であり、しばらくは低調が続きそうな気配です。
ワクチン接種で感染が拡大する不思議
新型コロナウイルスへの感染者が一向に減らず、コロナ禍の出口が見えません。
ワクチン接種はかなり進んでいますが、ワクチン接種が感染を防止しているかといえばむしろ逆といったほうがよさそうな気配です。
以下は世界各国のワクチン接種率と感染者の関係を示したグラフです。

(出所:社会実情データ図録)
表題にもあるとおり、ワクチン接種が進んでいる国ほど感染が拡大しているという傾向があり、もうわけがわかりません。
ワクチン接種が感染を増やす原因
考えられる説は2つ。
1つは、ワクチンを接種したことで過剰な安心感が広がり、一気に普通の生活に戻ったことで再び感染が増えてしまったのではないかという説です。
2つめとして考えられるのは、ワクチン接種によってできた抗体が強すぎるため、ウイルスの変異を促進してしまい、ワクチンの効かない変異型の感染が増えているという説です。
2つめの説の有力な根拠として、アストラゼネカ製のDNA型ワクチンの治験を行ったイギリス、ブラジル、南アフリカで変異株が増えているという話があります。
DNA型のワクチンがあまりに強力であるがゆえに、それに耐えかねてウイルスが変異をしたのではないかということです。
詳しくは以下をご覧ください。(ワクチンに否定的なこの動画はなぜかYouTubeから削除されていない。)
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オフィス市場の低迷続く
日本もワクチン接種が感染をむしろ増加させている面もあるようで、コロナ禍は当分収まりそうにありません。
当然、コロナの影響ですっかり変わり果てた社会変化はまだまだ続きそうということです。
それは不動産市場も同じこと。東京都心のオフィスの賃貸料は12か月連続で下落しており、その下落幅は約1割にも達しました。
空室率は6%以上に上昇しており、7年ぶりの高水準です。
都心の一部ではようやく反転の兆しが見え始めたとはいえ、まだまだ全体に波及するまでには至っていません。
チャートも先安を示唆しているよう
東京オリンピックが終わった喪失感、コロナ禍が終わらない失望感がJリート市場にも漂い始めています。
2021年7月上旬をピークに東証リート指数はじりじりと値を下げており、チャート面から見ても近々デッドクロス(※)しそうな雰囲気です。

(※)デッドクロス
長期の移動平均線を短期の移動線が上から下に突き抜けること。相場が下落傾向となる売りサインとなることが多いと考えられている。
長期の移動平均線を短期の移動線が上から下に突き抜けること。相場が下落傾向となる売りサインとなることが多いと考えられている。
終わりに
ワクチンを打てば感染が増えるし、打たなきゃ心理的な区切りもつかないし・・・ということで、もはや日本は迷走状態に陥っています。
いったいどこを出口とするのか?
何か別のとんでもない事件でマスコミの興味と煽りがなくならない限り出口を探すのは難しいというのが実態だと考えられます。
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