AIが相談に乗ってくれる。人間より腹黒くないからその方が安心

デジタル

戦争は技術革新をもたらします。そして現在のコロナ禍は戦争とみなせないこともありません。

ウイルス戦争の下でも技術革新、新技術の台頭が見られています。

例えば電子会議です。

もはや本当に人と接する必要がある重要な会議などを除き、簡単な打ち合わせや一方通行的な報告会などはネットで完結するのが当たり前になりました。

金融サービス分野でも技術革新が始まっています。






日本人は保険好き、しかし・・・


日本人の生命保険好きは世界的に有名です。

1世帯あたりの保険料負担は平均で年約38万円にもなっており、平均して月3万円以上の保険料を負担していることになります。

しかし過剰な保険加入はいわゆる「保険貧乏」を生み出します。

収入が低い層ほど保険料の負担は相対的に重くなり、低年収層では年収の1割以上が保険料に消えていきます。

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(出所:生命保険文化センター)

保険外交員の言うがままにせっせと保険に加入していたら、間違いなく保険貧乏になるでしょう。

保険の見直し続く


長引くデフレで保険の見直しをした、あるいは検討している人が多いのでしょう。

保険の世帯加入率はわずかながら右肩下がりの傾向にあります。

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(出所:生命保険文化センター)

保険見直しニースをとらえようと街には保険の見直しを謳う保険ショップが多く並んでいます。

しかし保険ショップとて収益を稼がねばならない。その意味において顧客と利益が相反することに変わりありません。

真に顧客のためになる商売をしていたら商売あがったりとなりかねない。そんな疑念もあることから保険のセールスには慎重に対応する人が多いのもまた事実だと思います。

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保険の相談もAIで


コロナ禍で対面の相談が難しいことからか、AIによる保険の無料コンサルタントサービスが好調だとか。

既に契約している保険証券をカメラで撮影してデータ送信すると、同様の保険でさらに安い保険を見つけてくれる、あるいは年齢や家族構成、収入や資産などをデータ入力すると、最適と思われる保険商品をAIが判断して紹介してくれるといったサービスです。

AIコンサルティングの魅力


なにしろ担当者の技量や性格、価値観などに左右されがちなのが保険商品の選別です。それがAIという標準化された評価基準によって選別できるのだから安心です。

あとは自分にあったAIがどれかを判断すればよいだけ。

人間ではないので余計な斟酌をしなくてもよいのが気楽でよい。ロボアドバイザー保険が今後の保険提案の主流になると予想します。

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