GMS不振のなかイオンが復活してきた

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ちょっと意外な感がありますが、イオン(8267)の株価が好調のようです(2018年6月現在)。

イオン復活の言動力

その原動力となっているのは、業績の回復です。

連結営業利益は2期連続で最高となる模様です。

業績回復の原動力はPBブランドであるトップバリュを中心とした値下げ攻勢による集客力の向上です。

デフレが止まらないので、価格が安く、品質もそれなりのPBへのニーズが高まっていると考えられます。

利益水準はまだまだ低空飛行

しかし、売上の巨大さに比べ、利益水準は低空飛行ではあります。8兆4000億円もの売上があるのですが、純利益は245億円にとどまっています。

売上げ規模が10分の1のドン・キホーテより劣っている水準であり、薄利多売または高コスト体質の低収益型ビジネスモデルと言えそうです。

最高益とはいえ、いまだデフレ型のビジネスモデルからの脱却はしていないようです。

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