神をも恐れぬ人工気候操作。気候工学で地球温暖化防止!?

雲

日本人であれば、自然というものは人間の力などを遥かに超越しており、自然を人間がコントロールするなどというのは傲慢極まりないと考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、西洋的感覚では自然はコントロール可能であり、人間が力でねじ伏せることができる対象だととらえられているようです。

今、地球温暖化という課題の解決のために「気候工学」なるものを活用し、地球を冷却しようという大胆な計画が検討されています。






地球温暖化とCO2濃度


産業革命後、世界の人口は増え続けています。またそれに比例するかのごとく地球の気温も上昇しています。

以下は世界の人口推移と平均気温の推移です。

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(出所:社会実情データ図録)

人口が増えるとともに化石燃料の使用量は増え、大気中に占めるCO2の濃度が少しずつ上昇しています。

しかし、CO2が本当に地球温暖化の原因なのか?は今だ証明されていません。

CO2の濃度にかかわらず、超長期的なスパンでの周期的変動であるとの見方もあり、その一つとして、太陽の活動の変化によるものだという説もあります。

地球温暖化の原因は無理やりこじつけ可能


あらゆる事象を調べ上げ、地球の気温と合わせて右肩上がりとなっているものを見つけてくれば、それが温暖化の原因であるというこじつけはいくらでもできるわけです。

極論をいえば、アメリカ株の上昇が地球温暖化の原因であるというこじつけもできるわけです。

しかし、世界中でCO2が地球温暖化の原因であるという結論は完全に出来上がっており、それが正しいかどうかはもはや議論の対象ではなくなってしまったかのようです。

もはやこうなると前提を覆すことは難しい。ある種の常識となり、疑う人もいなくなっていきます。

しかし、CO2を悪者にすると儲かる集団が背後にいる可能性は十分に考えられます。

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神をも恐れぬ気候工学


ところで「気候工学」なる技術があります。温暖化を防止するために、地球を冷やす技術を開発しようというわけです。

CO2が増えても地球に降り注ぐ太陽光を減らせば地球を冷ますことができるという考え方です。

具体的には高度20キロの成層圏で炭酸カルシウムの粉末を気球や飛行機でばらまくという方法です。粉末が大気中を漂い、太陽光を反射することで日光を遮り、地球を冷まそうというわけなのです。

実際に自然界ではこれと似たようなことが起きています。

火山の噴火です。

大規模な噴火があった際は成層圏に達した噴煙が太陽光を遮り、地球の平均気温が下がっているのです。

既に気象コントロールは行われている


「気候工学」。新しい技術かと思えば案外そうでもありません。

気候と気象とは違いますが、中国ではロケット弾を使って人工的に雨を降らせるようなことをしています。



また日本でも渇水対策として人工降雨装置を使ったことがあります。



北京五輪の際、開会式の会場を晴天にするために事前に雨を降らせたというのはよく知られた話です。

しかし、これが昨今の中国の豪雨による水害を招いているのでは?と考えるのは私だけではないでしょう。

無理に自然をコントロールしようとすれば、いずれそのしっぺ返しが来ると考えるのは単なる時代遅れな考え方なのでしょうか・・・。神のみぞ知る。

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