確定拠出型年金の伸びが予想以上に

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確定拠出年金を導入する企業が急速に増加しています。政府も目標では2020年に2万社ということでしたが、すでに3万社を超える企業が導入しているようです。

企業型と個人型を合わせた加入者数は700万人以上になっています。

企業が同年金を導入するメリットとしては、資金運用リスクを企業から個人に転嫁できることが挙げられます。

確定給付型年金では、予定運用利回りを下回ると企業がその補てんをしなければなりません。
バブル崩壊後、予定運用利回りを確保できず逆ざやが続き、多くの厚生年金基金が解散に追い込まれましたと記憶しています。

【導入増加の背景】

確定拠出年金は運用のリスクを個人が負うため、積立不足が発生するリスクがなく、企業にとって都合のいい制度です。

また、ここ数年来、株高、円安が続いており、外部環境が良かったため、導入に拍車がかかったと考えます。

個人にとっても、拠出金額は所得から差し引かれますし、運用益は非課税となるし、年金をもらうときも公的年金等控除あるいは退職所得控除が使えるため、3重のメリットがあり、労使ともどもでWIN-WINの関係となることができます。

ただし、個々人の運用の巧拙によって、退職後の年金額が大きく変わってくる点に注意が必要です。あまり大きなリスクを取るのはどうかと思いますが、ある程度のリスクを取らないと、せっかくの掛け金があまり増えなかったという結果にもなりかねません。

ともあれ確定拠出年金が広がることは株式市場の需給を安定的にしますので、長期的に見て株式市場に大きなプラス要因として働くことは間違いありません。

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