間抜けなNISAのロールオーバーは今年こそ避ける!!

税金

今年もNISAのロールオーバーの季節がやってまいりました。人間は非合理的行動を取ることも多く私などはその典型ともいえるかもしれません。

なにしろNISA枠を使って、毎月分配型投信に投資しているのですから・・・。しかも分配金受取・・・(名誉のために一部ではある)。アホの極致といえますがそれが現実なのです。

しかし今年のロールオーバーではそんなことを繰り返してはならぬ。固く心に誓うのでありました。






非課税メリットのフル活用できず


2017年のNISAでの投資額は90万円台後半でした。それが5年経って評価額が100万円台後半・・・。

こんなに相場が良かったのにいかにも伸びが少ない。

緻密に精査するほどの時間も気力もないので、細かいことはともなく、毎月分配型投信の分配金が得られた利益以上に行われた可能性が高いのではないかというのが個人的見立てです。

しかも間抜けなことに分配金は再投資せずに、受け取っていたのだから我ながら救われない。NISA枠が少し空いていたというのに・・・。

この際、毎月分配型投信はロールオーバーせずに特定口座に払い出して売り払い、1年決算型に乗り換えたほうが高い複利効果が期待できるってものです。特に気を付けたいのは信託報酬です。

信託報酬が0.5%を上回るような投資信託を絶対買ってはならぬ。ぼったくり商品だと思います(個人の見解です)。

NISA口座で投資すべきもの(その1)


NISA口座で運用すべき資産はとにかく大きく儲かる可能性があるものか、儲けの出る可能性が高いものに限る。

どちらがいいかは個人の性格によりますが、この2つしか選択肢はないと思います。

なにしろ前者であれば、非課税のメリットを最大限に得られますし、ロールオーバーの際に限度額をオーバーしていても、そのまんまNISA口座に置いておけるというメリットも大きい。

しかしながらハイリスク投資となれば損をする可能性も高いため、非課税メリットを得られない上に、課税口座との損益通算もできなくなる可能性も否定できません。

NISA口座で投資すべきもの(その2)


後者のケースとしてはJリートへの投資などが考えられます。キャピタルゲインはそんなに期待できないとはいえ、高いインカムゲインはかなりの確度で期待できます。

インカムゲインで確実に非課税メリットを享受する。これも一つの戦術ではなかろうかと思います。

ただし、Jリートの場合、分配金が外に出てしまうのでNISA口座内での再投資メリットを受けられないというデメリットがあります。

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キャピタルゲイン課税が増税!?


自民党総裁選の一部候補者が、株式譲渡益課税を20%から30%へ上げる案を示しています。格差拡大に対する対策と思われますが、いかにも人気取りだけの政策に見えます。

儲けの3割も持っていかれるなら投資などやめたくなる人が多くなるでしょうから株価も下がるでしょうし、日本経済にとってマイナスとなるのは間違いない。

以下は世界主要国の株式譲渡益課税の概要です(2019年1月現在)。

20210927joutoekikazei.jpg
(出所:財務省)

英米に比べて独仏の税率が高いことがわかります。

鶏が先が卵が先かという話になりますが、世界の株式時価総額に占めるドイツとフランスの地位は低い。

20210927jikasougaku.jpg
(出所:マイインデックス:https://myindex.jp/global_per.php)

税率が高くて投資先としての魅力に欠けるといった側面もあるのではないかと考えます。

増税の愚行には大反対!


今後もし、キャピタルゲインの税率がアップするようなことがあれば、NISAやイデコといった非課税投資の魅力がますます増すことでしょう。

個人的にはこれ以上キャピタルゲイン課税を上げてほしくありません。

現代貨幣理論(MMT)に基づけば自国通貨を持つ通貨主権国にとって、税金は財源ではなく政策目的を果たすためのものと考えられます。

キャピタルゲイン課税の増税は株式投資に対する罰金といえ、貯蓄から投資へという国策とまったく矛盾するものです。

このようなアクセルとブレーキを同時に踏むような矛盾に満ちた政策がごちゃまぜになって行われてきたために、日本は20年以上もデフレから脱却できず、苦しんでいるのが政治家や官僚にはまったく理解できていないようです。

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