歩けば歩くほど保険料が下がる。医療保険で健康を創出

ウォーキング

保険っていうのは基本的にリスクに応じて平等な保険料を皆で負担するっていうのが原則です。

最近ではそのリスクをより細分化して評価し、保険料に差がつくことが多くなってまいりました。医療保険やがん保険などはその典型だといえます。

保険金支払いのリスクの低い人には安い保険料を提示する、ある種当たり前の話です。

逆にいえば安い保険料で済ますためには健康的な生活をする必要がある。このような取り組みをしている保険会社は保険加入者の健康増進にも寄与しているといえ、社会的価値が高いといえます。






禁煙で保険料を節約可能


ある保険会社のがん保険は、禁煙をすると保険料が安くなるという仕組みを取り入れています。

契約してからでも禁煙に取り組んで成功すれば非喫煙者として保険料が安く済むことになります。

概ねですが、喫煙者に比べて保険料が2割程度割安になるイメージです。

また、ある保険会社は喫煙だけでなく、身長・体重・血圧の数値で保険料が変わる仕組みを取り入れ、より細分化しています。

たくさん歩いて保険料を節約


ほかにも面白い取り組みをしている保険会社があります。

契約後に、歩けば歩くほど保険料の還付が受けられるという仕組みです。

2年間、1日平均で8000歩を達成すれば保険料が1~2か月分戻るという面白い取り組みです。

歩くことは健康に良いというのはよく言われる話ですから説得力があります。

病気のときの出費に備えるという安心感だけでなく、健康維持に寄与するという保険会社の取り組みはなかなか好感が持てるのであります。

がんと喫煙に関する素朴な疑問


ところで、喫煙とがん保険との関係ですが、よく考えてみると不思議な思いにもかられます。

以下は日本人の喫煙率の推移です。

20211031kituen.jpg
(出所:社会実情データ図録)

男性は一貫して右肩下がり傾向であり、女性はもともと喫煙率が低い。

喫煙ががんの原因であるとすれば、がん患者は右肩下がりで減少しているはずです。

以下はがん患者の推移です。

20211031gan.jpg
(出所:社会実情データ図録)

ところが喫煙率は下がっているのに、がん患者はむしろ増えています。

またおかしいのは、喫煙ががんの大きな原因であれば、男性のがん患者のほうが女性よりも圧倒的に多くなるはずなのにそうはなっていません。

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この矛盾をどう考える?


上の2つのグラフからは、喫煙が即がんの危険因子であるとは言い切れないのではないかという疑問が湧いてきます。

にもかかわらず、保険会社は非喫煙者の保険料を下げる。いったいなぜ?

これに対する答えは2つしか思い当たりません。

1つは、上の2つのグラフだけでは足りない何か他の要因があるのではないかということです。なにか他の重要な視点が欠けているのかもしれません。

もう1つは、陰険な見方ですが、そもそも喫煙の有無にかかわらず割高な保険料を払い込ませているので、非喫煙者の保険料を若干安くしたところで多少利益が減る程度で済むという見方です。

1件あたりの利益が減っても、人気商品となれば契約件数が増えるので、利益を増やすこともできそうです。

最後に


個人的には後者であると考えざるを得ない。

家計に余裕があれば医療保険やがん保険に加入するのも良いでしょうが、家計が火の車なのにあえて医療保険やがん保険などに入る必要はないというのが個人的見解です。

それよりもその分、コツコツと積立投資でもしていたほうがよいのではないかと思えてなりません。

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