仮想通貨にインサイダー取引があるとは!?

仮想通貨にインサイダー取引という概念があるとは知りませんでした。趣は金融商品取引法のそれとはだいぶ異なるようですが。
仮想通貨のインサイダー取引事例
ある仮想通貨を大手の交換会社が取扱いを開始するといった情報が漏れ、あるいは意図的に流し、事前に価格が急騰するような事例があったようです。
資産の価値を決める要素はさまざまですが、その一つに「流動性」があります。流動性がなければ、高い資産価値があったとしても換金することができないため誰も手を出しません。
その点、大手交換会社が参入するとなれば、買いの手も入ってくるでしょうから価格が高騰する可能性が高くなります。それを事前に察知して、一般投資家よりも先回りして買うという手口です。悪質極まりない。
インサイダー取引防止のための方策
今後は、仮想通貨交換会社の内部者による事前情報を基にした取引が禁じられる方針です。
実際問題として、仮想通貨市場は参加者もまだまだ少なく、歴史も浅いため、ルールが実態に追いついていません。
しかし、流出事件等を受け、徐々に規制が整備されつつあり、投資者保護の態勢が整ってきました。とはいえ、市場の態勢整備と仮想通貨の価値とはまた別次元の話ではあります。
私個人的には未だ仮想通貨に何の魅力も感じられません。唯一、価値を見出せるとしたらただ単に値動き(流動性)があるということだけです。
私の頭が時代についていけなくなっている可能性も高く、未来の答えを待つしかありません。
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