擬似バフェット指標(再掲)

ホームページに指標の考え方を載せてみましたが、念のブログにも載せておこうと思います。
なお標準偏差によれば約7割の確率で、株価は想定される高値と安値の幅に収まることとなります。
(以下ホームページより引用)
名目GDPの金額と株式市場の時価総額を比較するという方法は、株式市場への上場という社会的価値観に左右され、指標としては連続性に欠けると考えた。そこで、名目GDPと日経平均株価を時系列で比較し、株価の居所を確認してみる。
データは1980年からである。
名目GDP(10億円単位)を月末の日経平均株価で割り数値を出す。株価が割安ならば数値は高く、逆ならば低くなるはずだ。1980年からの平均値をとり、標準偏差を求める。そして、上振れした場合と下振れした場合の想定値、適正株価水準を求める。それと現在の株価と比較して、株価の水準を調べてみようということになる。
2018年2月末現在の状況

以下に2018年2月末までのデータが続いていますが割愛します。
もっと単純に説明
要はこういうことなのです。ある時点の名目GDPを日経平均で割ります。日経平均が高ければ数値は小さくなるし、安ければ数値は大きくなります。
1980年からの平均を取って、平均よりも小さければ日経平均は割高、平均より大きければ日経平均は割安ってことになります。
時価総額ではなく、あくまで日経平均というところが味噌なのです。日経平均は仕組み上、一応連続性が保たれた数値であるから、上場企業の数による時価総額の変化の影響を受けないというわけなのです。
根本的に考え方がおかしければご教授いただけますと幸いです。

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