マスコミの言っていることを信じたら、事実とはまったく反対の理解になる理由

テレビ

小生はマスコミの取材なんぞを受けることはありませんので、マスコミ人がどんな特性を持ち合わせているのか、その詳細を知る由もございません。

しかし、マスコミ取材を受ける人から間接的にそれを知ることができます。

そして、マスコミ人の特性はほぼ想像どおりなのでした。






マスコミが注目するのはノイズばかり


マスコミのことをマスゴミと揶揄する人は多い。そしてその揶揄には共感せざるを得ません。

経済評論家かつ大学教授かつ実業家でもある元官僚の高橋洋一さんの言からマスコミが何に興味を示して何を報道するのかがよく理解できました。

高橋さんはデータ分析に明るく、取材を受けた際に統計をもとにマスコミ人に説明をするといいます。

するとマスコミ人が注目するのは「外れ値」ばかりだというのです。

外れ値とは、統計学において、他の値から大きく外れた値のことをいい、いわばノイズ程度で無視してもいい値のことをいいます。

物事の真実に近づくには外れ値は無視するのが近道であるのは当然のこととなります。

しかし、マスコミ人が興味を示すのは外れ値ばかりなのだというのです。なぜならそれは人の興味をそそるからです。人の不幸は蜜の味と似た感覚なのでしょう。

そして、本質を外れて外れ値のことばかり質問し、意味ないと言っても聞く耳を持たないということです。

ノイズを増幅させるのが得意技


そして報道されるのは外れ値ばかり。

マスコミは外れ値というノイズを増幅させてそれがいかにも普通であるかのような報道をするというわけです。

日本は年々犯罪が減少傾向にあるのに、外れ値である凶悪事件を喜んで報道し続けるために、それを見た人は世の中の治安が悪くなっているかのように勘違いをする。

実際には日本の犯罪は減少傾向にあるのにです。

20220112hanzai.jpg
(出所:法務省)

あるいは、マスコミは高齢者の自動車事故を大々的に報道するわけですが、実際問題として高齢者による自動車事故は増加していません。

マスコミの言うことを信じていたら、真実からはますます遠い認識を持つことになってしまうというわけです。

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日本人のマスコミ信奉


たちが悪いのは日本人がマスコミの報道を真に受けやすいことです。

いまだにマスコミ報道を信用している人が7割と社会主義国家とほとんど変わらず、民主主義国家とは思えないほどの高さです。

20220108media.jpg
(出所:社会実情データ図録)

アメリカでは3割程度、イギリスにいたっては1.5割程度の人しかマスコミを信用していない。

日本では政府に対する信頼度よりもマスコミに対する信頼度が圧倒的に高いため、政治家もマスコミ報道に迎合的にならざるを得ない。

そして、マスコミの既得権益を守る見返りに、マスコミを利用するのが財務省などの巨大官僚組織や莫大な広告料を支払う巨大企業という構図です。

マスコミを無防備に信じる人間はもはや悲劇的としかいいようがない。

最後に


いい加減、日本人はマスコミを疑いなく信用することを止めたほうがいい。

彼らは人々が飛びつく異常事態をあたかもありふれた事象のようにたれ流すノイズの増幅器でしかありません。

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