EVがバカ売れすれば充電待ちで数珠つなぎ間違いなし

電気自動車

東京圏や大阪圏の大都会に住む人の多くは集合住宅に暮らしているのではないでしょうか。

集合住宅では駐車場にEV(電気自動車)を充電するコンセントなどはついていないのが普通でしょう。

よって、EVを買えば、どこかの充電スタンドを利用するほかありません。しかし、EVがバカ売れしたら?

充電もままならなくなるのは目に見えています。EV化の加速は環境にも優しいとはいえず、恐ろしいまでに不便な世の中になる可能性があります。







大都市圏の自動車普及状況


日本全国の住宅の一戸建ての都道府県平均は約66%となっています。

しかし、人口が多くて土地が狭い大都市圏になればその比率は一気に下がります。

東京都は約27%、大阪府は約40%と全国平均を大きく下回っています。

駐車場代金も高くなりますので、自動車を持てる人は富裕層に限られてくるのが実態です。

以下は都道府県別の世帯当たりの自動車台数です。

20220214car.jpg
(出所:社会実情データ図録)

東京と大阪は極端に低い。

維持費の高さもさることながら、鉄道網が発展していて自動車がなくても困らないという要因もあると思います。

田舎ならよいが大都会では・・・


とはいえ、そもそも人口が多いのですから、自動車保有率が低くても台数は多い。

東京都は約440万台で愛知県に次いで2位、大阪府は約376万台で第6位となっています。

一戸建であれば、コンセントを付けて夜間にEVを充電することができるでしょう。

しかし、集合住宅ではなかなかそうはいきません。

街のどこかの急速充電器で充電するほかありません。しかし、充電には時間がかかる。

急速充電器でもフル充電にするには現状の技術では30分くらいかかります。もし、3台待ちであったなら・・・。

最低でも1時間半は待たねばならない計算です。

ガソリンスタンドでガソリン入れるのに1時間半待つことは災害時でもなければありえません。

3台待ちでも10分も待てば満タンにできるでしょう。しかし電気自動車だと1時間半待ち・・・。

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急速充電器が思うように増えない


日本全国に急速充電器は2021年末で約8000か所しかありません。ガソリンスタンドは約29000か所となっています。

そして急速充電器も早期に設置されたものは寿命を迎えて撤去され、その後入れ替えが行われないところも多く、2016年あたりからほとんど数が増えていないのが実態です。

ガソリンスタンドは1990年半ばのピーク時の約半分にまで減ってしまいましたが、それでも急速充電器の普及状況とは雲泥の差といってよいでしょう。

最後に


EVは今後、普及すればするほど不便になる可能性があります。

環境のためには仕方がない?

いや、EVはクルマからはCO2が出ないだけで、その製造工程を含めればハイブリット車とほとんど変わらない。

やみくもなEV信奉は人間社会をかえって不便なものにしかねない可能性が高いといえます。

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