BRICs投信って今もあるの?あの人は今・・・

ブラジル

BRICsって一昔前にはよく聞いたものですが、最近すっかり聞かなくなりました。

先日、ロシア株が一日で50%も値下がりしたと聞き、そういえばBRICsを対象にした投資信託が流行っていたことを思い出したのです。

今もBRICs投信ってあるのだろうか?ちょっと気になって調べてみたのでした。






今でもあったBRICs投信


調べてみると今でも細々とBRICsに投資する投資信託は存在していました。

なんかなつかしく感じます。なにしろ小生もBRICs投信に投資していたことがあったからです。

ご存じのかたも多いとは思いますがBRICsとは、ブラジル、ロシア、インド、中国の4か国を指します。

今から10数年前だったか、これからは新興国の時代だってことでおおいに盛り上がったことを思い出します。ただし、今回のロシアによるウクライナ侵攻という暴挙でロシアの株式は暴落しました。

そこで、あるBRICs投信の値動きを見てみたのです。

人気はないが値動きはそれなり


とあるBRICs投信は2022年2月25日、基準価額が前日の15922円から14242円と1日で1680円の下落とかなり厳しい下げとなっています。

これはまあ仕方がないことでしょう。あれだけのことをしでかしたのですから。

以下は設定来の値動きをグラフにしたものです。

20220227BRICStousin.jpg

それでも基準価額は1万円を大きく上回っているのだから、ちょっと意外でした。

この間、分配金も何度か支払われており、分配金再投資後の基準価額は15400円ほどになっているはずです。

さすがにブームは去っているので、純資産は横ばいであり、少しずつ細っている印象を受けます。

今から買う人は超絶逆張り大好き人間か、既に保有している人が銘柄選ぶのめんどくさいので同じのに追加投資するってくらいでしょうか。

BRICsの経済動向


ところで投資信託における栄枯盛衰はともかくとして、BRICs諸国の実態経済はどうなんでしょうか。

20220227BRICS.png
(出所:世界経済のネタ帳)

ここ10年は中国、インドは好調なもののブラジル、ロシアは低迷していることがわかります。超低空飛行を続けている日本経済とあまり変わらない。

これはブラジル、ロシアは資源大国であり、経済成長の多くを資源の輸出で達成していたからだと考えられます。

ここ10年はブラジルやロシアの輸出を支える原油や鉄鉱石の値動きがさえなかったのが経済低迷の要因でしょう。

20220227gennyu.png

20220227tekkou.png
(出所:世界経済のネタ帳)

しかし、昨今のコロナ禍による資源高に、ウクライナ侵攻でロシアからの資源輸出がストップする可能性を考えれば、エネルギー価格は高騰を続けそうであり、ロシアはともかくブラジルは復活を遂げる可能性が高いのではないでしょうか。

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ブラジル投信ってどう?


ブラジルだけに投資している投資信託もありました。

上記のBRICs投信とほぼ同時期に設定されており、BRICs投信との比較が興味深い。

20220227Brajil.jpg

こちらは分配金を出しておらず、設定来15年以上経過しても今だ1万円を回復していないという低迷ぶりです。

純資産はBRICs同様、やや右肩下がりの横ばいといったところ。

資源高の恩恵を被るブラジル


しかし、2022年だけを見るとこれまた興味深い。

ブラジルは2割近く上昇しているのに対し、BRICsは1割以上下落しています。

ブラジル経済が資源高の恩恵を被っている姿が浮かび上がります。

20220227saikin.jpg

最後に


市場は荒れており、今後の動向を予測するのは難しい。しかし、資源価格が今後しばらくは高止まりするであろうことはなんとなく想像がつくというものです。

となれば低迷していたブラジル株に注目してみるというのも一考かもしれない。

ブラジルはヨーロッパでも北米でもなく、今後、火種を抱えそうな東アジアとは地球の反対側であり地政学的なリスクは小さい。

リスク覚悟のブラジル投資。でも勇気がないとなかなかできない・・・。

少し考えておきます(断り文句の常套句!?)。

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