2023年の株価は期待できない。低迷相場に逆戻りと予想する

ブーメラン

来年の事を言えば鬼が笑うといいますが、そう思わざるを得ないのであります。

なにしろ岸田首相が黒田バズーカに否定的な見解を示しているというからです。2013年以降、まがりなりにも日本経済が最悪期を脱したのは黒田バズーカの貢献によるところが大きい。

一番の貢献度であったというのが個人的見解です。それを否定的に見ているとしたら、日本経済は再び奈落の底に落ちます。

しかも、来年で黒田総裁の任期が切れるのですから。






ビジョンなき岸田ビジョン


岸田首相の著書「岸田ビジョン」の中に黒田バズーカに関して否定的な記述があるといいます。

それは本当なのか、本当だとしたらどういった内容なのか興味があったので本屋さんにぶらり立ち寄ったのです。

該当箇所はすぐに見つかりました。目次には黒田バズーカの限界とありました(たしか・・・)。

内容を読んでみると必ずしも黒田バズーカに対して否定的であるとも思えなかったというのが率直な感想です。

岸田氏の言う通り、たしかにインフレ目標を達成するのに金融政策だけでは限界があったのは事実でしょう。必要な財政政策を打たなかったのは安倍政権の失政といってよい。

そして、このような経済情勢の中では金融緩和を継続せざるを得ないとも述べています。

しかし、締めが悪すぎた。今後の金融政策はどうなっていくのでしょうか?などとまるで他人事のような書きぶりで終わっていたのです。

たしかに金融政策は日本銀行が行うもの。しかし政治家たるもの、日銀を突き動かして必要な政策を実行させるのが役目というものでしょう。ましてや首相なのですから他人事であるはずがない。

岸田首相が財務省の飼い犬であることはよく知られたところですが、こんなところにもその一端を垣間見ることができるのでした。

次期日銀人事で株価下落の可能性


そんな岸田政権が次期日銀総裁に据えるのは、非伝統的な異次元金融緩和に否定的な者であろうに違いないというのが個人的予想です。

2022年後半には次期日銀総裁の人事が見えてくるはず。

ところで、安倍政権が誕生したのが2012年末、黒田日銀が誕生したのが2013年4月です。

株価は先を読む。

黒田日銀が立ち上がる半年前から株価はじりじりと上げ基調になったのです。

20230320_225.jpg

過去の例に当てはめれば、大規模金融緩和に否定的な人が次期日銀総裁になるとしたら、株価は2022年後半からじり安となるというのが個人的予想です。

下値目途は日経平均2万円前後となるのではないかと考えます。

無能がゆえの高支持率


それにしても不思議なのは岸田内閣の支持率がそのポンコツ加減に比べて異様に高いことです。こればかりは不思議でしかたがありません。

20230320sijiritu.jpg
(出所:社会実情データ図録)

これはひとえに岸田首相があまりに毒がなさすぎて失言をしないというのが要因ではないかと思います。

毒がないゆえに庶民から憎まれるほど嫌われることもない。

しかし、投資家だけに絞れば不支持率95%という噂もあります。株式投資を行っているものは一般的に政治経済への関心が高い。

それゆえ、一般的に高い知識で真っ当な判断をする人が多いということが容易に推測できます。

岸田ビジョン 分断から協調へ (講談社+α新書) [ 岸田 文雄 ]

価格:946円
(2022/3/20 00:46時点)



いとも簡単に騙された民主党政権


東日本大震災が起こったあと、財務省には、ホップ・ステップ・ジャンプの考え方があったといいます。

ホップは復興増税、ステップは消費増税第一弾、ジャンプは消費増税第二弾です。

ホップは菅直人首相(当時)が財務省にコロリと丸め込まれてあっさり実行されました。

ステップ、ジャンプは野田佳彦首相(当時)がいとも簡単に丸め込まれて実行が約束させられました。悪夢の民主党政権といわれるゆえんです。

いまだに〇鹿のツートップともいえるこの2人が国会議員であることが信じがたいし、怒りを覚えるのであります。

上記の支持率グラフを見ても民主党がいかにだらしなかったかがわかるというものです。

最後に


岸田政権は自民党ながら民主党政権に似た匂いがします。

コロナ復興増税が必要だと財務省に諭されればあっさり飲み込みそうなのです。岸田政権は財務省の犬になりさがる可能性が高い(すでになっている可能性もある)。

日本には投資家が増えているのが救いの一つではあります。

農民一揆ならぬ投資家一揆で、コロナ増税はなんとしても防がねばならない。さもなくば失われた30年はさらに伸び、失われた40年になることは確実なのですから。

↓↓応援クリックお願いします↓↓

にほんブログ村

【関連記事】
岸田政権が株価上昇を阻む。投資家の敵、日本の敵
日銀の人事に見える今後の日本経済への不安と絶望
【悲報】日銀、2023年までのインフレ目標達成をあきらめる・・・
急激な為替変動は国を弱体化させる。政府、日銀の責任は重大
世界恐慌時の矛盾から公共事業の必要性が証明される。そして歴史に学ばぬ者たち
インフレ?いやいや重度のデフレ病。そして自民党内の混乱
財務省の広報部隊として存在する日本経済新聞
賢明な支出を訴える愚鈍なマスメディア。財務事務次官発言を受けて
消費税は社会保障の財源にはもっともふさわしくない税金

岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済 [ 高橋 洋一 ]

価格:1,540円
(2022/3/20 00:47時点)






関連記事

コメント

非公開コメント