残業代は無能な労働者への補助金なのか

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竹中平蔵さんは立派な方で尊敬しておりますが、評論家やジャーナリスト、経済学者などから批判的な見方をされることも多いようです。特に小泉政権下でのアメリカ型の構造改革が社会の分断を招いたのではないかとの批判が多いようです。

私には知見が少なく、どちらが正しいかははっきりとわかりません。

ところで最近、働き方改革に関する竹中さんの発言はいささか刺激的でした。

残業代に関する竹中平蔵氏の発言

要約すれば、残業代は無能な社員に対する補助金だというのです。これには私もちょっと違和感を感じざるを得ませんでした。

会社の仕事は学校の試験と違って、人により仕事の量が異なります。ペーパーテストでしたら、30分で満点を取った人のほうが、60分かけて満点を取った人よりも優秀だといえるでしょう。

しかし、会社の場合、30分で仕事を終えた人にはますます仕事が集中してきます。「仕事は忙しい人に頼め」という言葉もあるくらいです。

完全に平等な業務負担などありえない

仕事ができる人にはますます仕事が集まるいわゆる一極集中が起こるのです。このことを考慮に入れず、残業代は補助金だと一刀両断してしまうのは、ステレオタイプ的に言えば、学者だからということになるのでしょうか。

あるいは某人材派遣会社の役員でもあるからして、残業代など払いたくないという経営者的視点からかもしれません。

残業の減少が与えている影響

最近、働き方改革で残業が減り、生活給としての残業代が急に無くなり、生活が苦しくなっている家庭が多いようです。昨今の報道で金融機関で横領事件が多く報道されているのは、働き方改革と無縁ではないと思います。

激変緩和措置が必要ではないかと考えます。


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