昨今、LGBTやら夫婦別姓が注目されているのには裏の理由がある

ウクライナ戦争により、ロシアの独裁政治があらためて浮き彫りとなりました。
昨今は中国の経済力が巨大化したこともあり、中国共産党による独裁政治や人権蹂躙に注目が集まっていましたが、ロシアは今回の問題で馬脚を現したといってよいでしょう。
現代においても共産主義は確実に生き残っており、西側諸国にも工作員やスパイといった形でウイルスのように侵入しています。
それは社会の現象を見れば明らかなのです。
共産主義は家畜主義
かつてマルクスは、暴力による共産主義革命の必要性を叫んでおりました。暴力によってしか共産主義は実現しないと読み替えることもできます。
しかし、いったい誰が独裁者に家畜のように扱われたいと思うでしょうか。
家畜には言葉は通じないから暴力でねじ伏せて従わせるほかない、従わないのであれば殺害するという単なる殺人の肯定化にほかならないというのが個人的見解なのであります。
暴力による圧政
記憶に新しいのは1989年に起こった中国の天安門事件でしょう。
自国の学生たちを自国(正確には中国共産党)軍の戦車がひき殺し、兵士は自国民に対し銃弾を撃ち込んだのですから考えられません。いったい何人の人間が殺されたのかは今もはっきりわかりません。
夜に殺しまくって朝にはすっかり死体はなくなっていたのですから。
共産主義者に言わせれば、言うことを聞かない家畜を殺しただけということになるのでしょう。しかし、民主主義国家からすれば許されざる大量虐殺です。
暴力革命からの進化
さすがに高度に情報が行き交う現代社会においてあからさまな暴力革命はできなくなりました。
しかし、手法を変えた非暴力的革命による共産主義化を目指す動きはいまなお続いていることは間違いありません。
それを主導するのは、マルクスが主張した暴力革命を進化させたフランクフルト学派に属する者たちです。
フランクフルト学派の狙い
フランクフルト学派は、国民が共産主義を良しとしない理由を既存の文化に求めます。
そこで、既存の文化を批判したり破壊したりすることで、人々の思考を変化させ共産主義を目指そうというのです。
ソフトな暴力革命だと言うことができるでしょう。
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日本人の従順さは要注意
日本も蚊帳の外ではありません。
フランクフルト学派の影響を受けた共産主義者の工作にまんまとはまっている兆候はいたるところに見受けられます。
なにしろ日本人は真面目であるし、洗練された暴力革命はきれい事という化粧で真の姿を見えなくしているからあからさまに対抗することも難しい。
一部の人間がきれい事を叫べば、内心おかしいと思ってもサイレントマジョリティーはそれに従わざるを得ない。レジ袋有料化などが典型例です。
典型的なソフト暴力革命
昨今ではLGBTへの理解促進、選択的夫婦別姓制度の推進、ダイバーシティ経営の重視、皇室バッシングやアイヌ民族問題などにソフトな暴力革命を見て取ることができます。
とにかく、少数派を過剰に擁護するのです。これにより社会をかく乱して従来の価値観、既存の文化を破壊することが目的なのです。
最後に
社会の価値観を揺さぶることによって共産主義を実現しようというのがフランクフルト学派の理論に基づく共産主義革命です。
社会の分断、そして家族の分断が目的なのです。
個々人がバラバラな根無し草になることで共産主義を実現させようとしていることに気が付かねばならないでしょう。
全てとはいいませんが、きれい事というベールで少数派を擁護することはソフトな暴力革命である可能性があることに注意しておく必要があります。
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