ミセスワタナベ、FXでの存在感高まる。そしていつかはロスカット・・・

ドル

2022年6月、外国為替市場でミセスワタナベの存在感が高まっています。

言わずもがな、ミセスワタナベとは外国為替証拠金取引(FX)の個人投資家の俗称です。なぜワタナベさんなのかは知りません。

2022年5月のFRBによる米金利上げにともなって、日米の金利差が拡大。円売りドル買いの動きが俄然勢いを増しました。

しかしこの動き、お笑い芸人の投資トラブルを思い起こさせます。危ない橋を渡っており、いつか橋ごと落下するのではないかという余計な心配をしてしまうのです。






ミセスワタナベ、円安を支える


FX取引が過熱しています。その主な取引は円売りドル買いの動きです。

取引量は過去最大規模となっており、少しでも円高に振れればすかさず円売りドル買いが入ってきます。押し目待ちに押し目なしといった状態なのです。

もちろんその主役はミセスワタナベ。

ミセスワタナベが今の円安を支えているといえなくもありません。

二兎を追う者は・・・


ミセスワタナベが狙っているのは為替差益だけではありません。

日米の金利差から生まれるスワップポイントの獲得です。

業者によって差がありますが、1万ドルのドル買いにより、1日あたり50円から70円程度のスワップポイントを受け取れることができます。

1か月で換算すれば2000円前後。日本の低金利を考えたら悪くないのは確かです。

しかし、スワップポイント狙いはオプション取引の売りに近い。コツコツ儲けても一気に損を出す。下手をしたら再起不能、そんなものだと思います。

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相場は行き過ぎるもの


老婆心ながら今の円安はいささか行き過ぎの感があるというのが個人的な見方です。

今後の日本銀行の人事を予想すれば日本も2023年には金融引締に入る可能性を捨てきれない。その際は一気に円高が進む可能性があると見ます。

耐えきれなくなったミセスワタナベも一斉にドル売りを迫られることになるでしょう。

売りが売りを呼び、ファンダメンタルズ以上の円高に振れる局面が来るかもしれません。

日本は物価安の国に成り果てた


日本はホントに物価の安い国になってしまいました。

以下は2022年のビッグマック指数です。ビッグマックは世界で売られているわけですが、国によって価格が違います。

これをドル換算したときにいくらになるのかを国別に比べたものがビッグマック指数です。

20220725mac.jpg
(出所:世界経済のネタ帳)

アメリカ人がビッグマックを食べるとき、日本より中国や韓国で食べるときのほうが高い値段を払わなければならないということです。

まさに日本大安売りであり、今後、日本の会社や不動産は外資系企業に買い叩かれることになるはずです。

円安が輸出企業にとって有利とはいえ、行き過ぎればこれまた弊害も出る。

そして2023年は円高への揺り戻しが起きるのはないかと思われます。

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