株価にも当てはまる77年周期で歴史は繰り返されるというアノマリー

駅

アノマリーという言葉があります。

理論的には説明できないが、経験則からなぜか当てはまるような株式市場の法則のことをいいます。

2022年8月22日の日本経済新聞に眉唾ではあるものの、なにやら興味深いアノマリーが紹介されておりました。

その周期は実に77年という長いものなのです。






アノマリーという不思議


77周期のアノマリーに目をつけたのはSBI証券の調査部長という方だそうです。

今年は2022年、戦後から77年が経過したのです。ところで明治政府が成立してから終戦の1945年までの期間もちょうど77年なのです。

明治政府が成立した1868年からの77年間に起こったこと、そして1945年からの77年間に起こったことを並べてみると不思議なほど似たような事象が起きているというのです。

繰り返される77年


では具体的に比較してみましょう。

20220823anomari.jpg

確かに似たような事が起きているようにも見えます。(都合のいいものを選んだだけという疑念もぬぐえないが・・・)

77年というのは人間の行動パターンと何か関係があるのかもしれません。今後の研究?が待たれます。

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2022年からの77年予測


二度あることは三度あるということわざもあります。2022年を起点として今後の77年で何が起きるのか。

手前勝手ながら考えてみました。

20220823anomari2.jpg

2040年頃のリニア全線開通は現実味がある話です。

2060年代には再び大バブルが起きる可能性がありそうです。若い人はまだまだ生きている可能性が高いですから今後30年から40年の間に投資しておけば思わぬ恩恵を被ることができるかもしれません。

しかし、同時に戦争のリスクがありそうです。

売りそびれると2080年代には世界恐慌の再来があるかもしれない。そして世紀末戦争のリスクがあります。

そこまで生きている人は少ないでしょうが・・・。

株価の動きまで似ている


興味深いのは、過去2回の77年間において株価の動きまで非常に似ていることです。

それによれば前半の40年くらいは株価の上昇幅が大きい。二度あることは三度となれば、今後の数十年は株価は堅調に推移する可能性が高いといえます。

当たるも八卦当たらぬも八卦。しかし、理論では説明できない事象は現代においても多々あることは疑いようがないのであり、単なる偶然と切って捨てるわけにはいかないのであります。

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