若年層の投資熱高まる。しかしそこには大いなる危険性が・・・

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若年層の投資熱が高まっております。

投資をするとなればある程度の知識は必要でしょう。しかし、情報が得やすいネット社会においては、金融の知識を得るのはごくごく簡単なことです。

デジタルネイティブ世代であればなおのことであり、若者の金融リテラシーは高いと考えるのが普通です。

しかし、実際にはそうではないようなのです。そこには脆くて無防備な姿が浮かび上がるのです。







高まる投資熱


多くの若者が投資を始めています。

18歳から29歳の若年層のうち、リスク資産への投資経験がある人は26%ほどとなっています。

2016年にくらべて10%増加しています。

なぜ若者が投資に走るのか。それにはいくつかの複合要因があります。

投資へのハードル下がる


まずは気軽に投資を始められる環境が整っていることが挙げられるでしょう。

今ならスマホやパソコンで簡単に投資を始められる。証券会社や銀行へ行くのは、時間もないし億劫になりますが、スマホなら自宅でいつでも気軽始めることができます。

また、ポイント投資を行えるネット証券も増えており、投資に対する心理的なハードルが下がり、気軽に始めることができるようになったといえるでしょう。

市場環境の追い風


なによりコロナバブルで株式市場が上昇した影響が大きいといえます。

2020年初頭には17000円くらいまで下がった日経平均がわずか1年足らずで30000円を超えたのですから。

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この間は誰が投資してもほとんど利益を上がられる状況にありました。

若年層ほどSNSに熱心であり、他人の行動に影響されやすい。高齢者の行動がテレビに支配されているとすれば、若者の行動はSNSにより支配されているといっても過言ではありません。

SNSで、株で儲かったなどという情報が耳に入れば自分もというわけでドミノ倒しに投資熱が高まったと考えられます。

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雇用環境の好転も影響


また、若年層の雇用環境が好転したことも影響しているといえます。

下のグラフを見てもらえばわかるように、2015年あたりから失業率が低下しており、とりわけ若年層失業率の低下が目立ちます。

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(出所:内閣府)

雇用情勢が良くなればお金が入ってきますから、自由になる資金が増える。そのうちの一部が投資に回ったと考えることができるでしょう。

大いなる落とし穴


しかし、この若者の投資熱は大いなる危険性を秘めています。

金融広報中央委員会は年代ごとに投資知識を調査しているのですが、若年層の投資知識は低い。

なによりも意外なのは、2016年以降、投資知識は下がり続けているというのです。

投資が増える一方、投資知識は下がっている?そんなバカな!という事態が起きています。

闇雲に投資している姿が浮かび上がり、暴落の憂き目に遭えば、こんなはずじゃなかったと悲観と失望にかられる人が続出することは間違いありません。

最後に


若年層ほど他人の意見に左右されるといいます。

皆が買っているものを真似て同じものを買う傾向が高いという調査結果も出ています。

逆にいえば、皆が売り出したら、自分も売るという行動に走ることは容易に想像できます。

そしてあつものに懲りてなますを吹くことになるのだと予測できるのです。

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